司法福祉・塀の中の高齢化と累犯障害者の実情

泉井雨教 いずいうきょう

公認心理師
社会福祉士
キャリアコンサルタント

想定する対象者

一般市民・司法関係者・福祉関係者

更生保護関係者

提供する価値・伝えたい事

刑務所・拘置所内の被収容者の高齢化が止まらない。また、知的制約がある累犯者の増加が止まらない。彼らは他の被収容者よりも社会復帰が難しい。
しかしいずれもいつかは社会復帰する日は来る。地域社会で受け皿がないと、再犯する可能性は高い。このままでは受刑するにしても生活保護を受けるにしても、社会の負担は増加する一方である。かれらを円滑に社会復帰させることが、日本の未来を明るくするひとつの方法である。

内 容

講演者の略歴紹介を導入として、塀の中が福祉施設化している実情を紹介する。
また、現在司法福祉の一環として実施されている「入口支援」「出口支援」の実情も現場目線で紹介する。
そして彼らに必要とされる医療的福祉的ケアとその社会的費用、また出所してからの実際のかれらの生きざまについても、経験を元に紹介する。
最終部として、即効的に必要な施策は何かを説く。

根拠・関連する活動歴

犯罪者を逮捕する側、更生させる側、受け皿の側、全てを経験したからこそ話せることがある。
このすべてを経験した者は日本でも数少ないと確信する。また、社会福祉士としての目線で講演できる演者は数少ないはず。

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