若い世代が「原爆」を伝える

深井小百合 ふかいさゆり

元テレビ局社員(報道記者、ディレクター、デスク)
Webライター

想定する対象者

教師、子ども、大学生、市民団体など

提供する価値・伝えたい事

歴史を繰り返さないために、今を生きる私たちが出来ることがある

内 容

祖母は被爆者で、私は被爆三世だ。しかし、祖母の被爆体験をほとんど聞いておらず、今になってもっと聞いておけば良かったと感じた。
原爆の取材では、1人の青年が自費で孤児収容所を設立した歴史を調査した。ほとんど資料もなく、困難な取材となった。私も名前も聞いたことがない施設だった。自分が生きるだけで精一杯だったこの時代に、なぜ子供たちに手を差し伸べたのかを番組にした。
「戦後、見事復興をとげた」と簡単に言ってしまうが、戦後の廃墟から立ち上がるためには、こうした知られざる市民一人ひとりの努力があったのだ。
それを「伝える」のも今を生きる私たちの役割ではないだろうか。微力であっても、無力ではない。それも、これまでの歴史で証明されているのだ。
ガンジーの言葉にこういうものがある。「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。それをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」

根拠・関連する活動歴

被爆三世であること、取材活動

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