高齢ドライバーの事故と対策

松浦常夫 まつうらつねお

実践女子大学名誉教授
日本交通心理学会会長(第7代)

想定する対象者

高齢ドライバーの方々だけでなく、高齢ドライバーを管理する安全運転管理者や運行管理者および経営者の方を受講対象とします。高齢ドライバーの事故防止等を担当する行政や関連団体の方も対象です。

提供する価値・伝えたい事

前期高齢者(75歳未満)までは、安全でゆとりある運転をすることによって運転を継続できることを、事故統計や運転行動などのデータを用いて伝えます。しかし、高齢ドライバーは高齢ゆえのリスクがあることも事実ですから、そのリスクを事故統計等のデータを用いて解説します。高齢ドライバーにやる気と引き締まった気持ちを起こさせる講義となると思います。

内 容

1高齢ドライバーの事故
1) 高齢ドライバーはどのくらい危険か
2) 高齢ドライバー事故の特徴
2 対策としての安全ゆとり運転
1) 安全ゆとり運転(補償運転)とは
2) 安全ゆとり運転をおこなう人の特徴
3) 安全ゆとり運転の効用と問題点
4) 安全ゆとり運転の指導法

根拠・関連する活動歴

40年以上にわたって、科学警察研究所の交通安全研究室と実践女子大学で交通安全の研究をしてきました。2014年からの3年間は、日本交通心理学会の会長を務め、交通安全等に関わる心理学的研究を学会として推進してきました。
「高齢ドライバーの事故と対策」の講演に関する著書には、「高齢ドライバーの安全心理学(東京大学出版会)」と「高齢ドライバーの意識革命 安全ゆとり運転で事故防止(福村出版)」があります。

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