「そうだ 地元、行こう。」-文化人類学者の街歩き術で調査力、発見力、楽力向上しよう―

斗鬼正一
ときまさかず

文化・教養

斗鬼正一
ときまさかず

文化人類学者 江戸川大学名誉教授 元明治大学大学院・文学部兼任講師
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想定する対象者

*身近な街も、日本・世界の街も、普通とは違う目で見る楽しみを知りたい人
*みんなが見ないものを見る発見力、みんなが楽しめないものを楽しむ楽力を向上したい人
*数字にならないものを調査する技を知り、仕事に勉強に活かしたい人

提供する価値・伝えたい事

街を歩いても、旅をしても、そしてビジネスでも研究でも、誰もが見ているものだけを見るのでは、アンケートの数字や統計でしか見ないのでは、街の、社会の、人間の奥深い、真実の姿には迫れない。
 だからこそ、徹底的に歩き、感じ、人と会い、話を聞くことによって、街を、社会を、そして人間という人類最大の謎を探求する文化人類学的フィールドワークに注目だ。
 数字とは無縁な独特な調査の技は、旅でも日常生活でも身の回りを楽しめる「楽力」だけでなく、激動の時代に必須の発見力、独創力を磨いてくれる。

内 容

文化人類学者は年がら年中旅と街歩き三昧だ。というのはみんなが注目しない気づかない日常、身の回りに密着し、“人間、社会、自分という人類最大の謎”を探求しようという学問だからだ。
 その技はバスの座席の選び方、写真の撮り方から体や視線の動かし方まで、看板の見方から話の聞き方まで凄く独特。何しろ人の話はくしゃみの“ハクション”まで一言一句そのままメモするのだ。
 そうしてこそ気づける発見をまずは楽しみ、面白がる。そしてたとえば塀が無いのに門だけあるなどといった変なものと遭遇したら、なぜ変なのか、さらには変なものはなぜ変なのか、と文化人類学理論で深堀し、それが存在する街、作った人間という謎の探求に進む。
 そんな数字や統計とは無縁で独特なフィールドワークの技を紹介し、日常身の回りを楽しめるだけでなく、仕事でも研究でも、人に先んじる発見力、独創力を磨いていただく。

根拠・関連する活動歴

*日本、世界各地での現地生活密着型フィールドワーク歴多数
*大学での「フィールドワーク論」講義、「街歩き実習」
*大田区教育委員会主催講演「そうだ 蒲田、行こう。」、流山市教育委員会主催講演「そうだ 流山、行こう。」、大学コンソーシアム柏主催講演「そうだ 柏、行こう。」

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