斗鬼正一
ときまさかず
文化人類学者 江戸川大学名誉教授 元明治大学大学院・文学部兼任講師

文化人類学者 江戸川大学名誉教授 元明治大学大学院・文学部兼任講師
国内外現地生活密着型フィールドワークで「人間」を探求する文化人類学の第一人者。講演では“多文化社会を「しなやかにしたたかに」生き抜く知恵やコツ”を説く。メディアでは衣食住、身体、マナー、エスカレーターなどに関する文化を解説。著書『目からウロコの文化人類学入門』他、多数。


講師ジャンル
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ビジネス教養 | その他ビジネストピック |
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文化・教養 | 文化・教養 |
斗鬼正一のプロフィール
NHK「チコちゃんに𠮟られる」などメディアでお馴染み“鬼先生”の専門は文化人類学。フィールドワークを武器に、“人間、世の中、自分という人類最大の謎“を探検する”楽問“だ。なぜウンチは汚いのとか、なぜ毎日お節料理を食べたら変なのとか、当たり前すぎて考えもしない世界諸民族の日常、身の回りの意外な謎を探求し、人間という生き物の面白さを楽しむ。
「チコちゃんに𠮟られる」、TBS「この差って何ですか」なども、なぜ禿げや裸が恥ずかしいの、なぜ正月はめでたいのなどと、ボーっと生きてると気づかない常識、当たり前に敢えて挑戦。そういうことだったんだ!と目からウロコの“楽問”満開。日テレ「世界一受けたい授業」などでは色の見え方の違いから美人・イケメンの違いまで、世界のあまりに多様な文化を紹介してきた。
他方で日本人の異文化の巧みな取り込みの歴史にも注目し、食文化、清潔観、花見、厄年、祭りといった行事、電車内化粧や整列乗車のマナーなどを材料に、日本文化・社会論を展開、とりわけエスカレーター文化研究では草分けだ。
著書も『目からウロコの文化人類学入門』、『頭が良くなる文化人類学』は人間探検のガイドブック。『世界あたりまえ会議』、『学校では教えてくれない世界のヘンな常識』、『ニッポンじゃアリエナイ世界の国』、『こっそり教える世界の非常識184』、『日本人が知らない世界の祝祭日事典』は世界の多様な文化とその背景を探り、人間の面白さを伝える。
現地生活密着型フィールドワーク歴も豊富で、家族でも男女別居、調理も食事も別という熱帯ジャングルのヤップ島、英中の異質な文化が出会い活気あふれる国際都市香港、物より心の豊かさを大事にするニュージーランド・クライストチャーチなどで展開。国内でも江戸・東京、名古屋、京都、大阪等の大都市から豪雪の越後津南、日本海の離島隠岐まで、旅と街歩き調査を続けている。
そんな鬼先生は講演でも、世界、日本の多様な文化の面白さを語り、近未来を生きる「やわらかあたま」を提唱する。人口急減の日本で外国出身者は急増、多様な文化が併存する「多文化社会」は必至だが、トラブル、分断、対立も不可避。そんな時代をストレス満載の異質嫌悪でなく、常識なんて世界には無数にあるさと異質との出会いを気楽に楽しみ、活力、創造力につなげる「しなやかにしたたかに」生き抜く知恵、コツを伝える。
講師からの実績情報
<主催者>江戸川大学様
<会合名>江戸川大学オープンカレッジ
<タイトル>なぜ電車内の化粧はみっともないのか? 変身にマナーがあるわ
<主催者>江戸川大学様
<会合名>江戸川大学オープンカレッジ
<タイトル>なぜ千尋の両親はめちゃ食いして豚になったのか? 食にマナーがあるわ
<主催者>江戸川大学様
<会合名>江戸川大学オープンカレッジ
<タイトル>なぜポイ捨てはいけないのか? 美化、清潔にマナーがあるわけ-マナーから日本社会、日本人、人間という謎を読み解く
<主催者>沖縄県教育庁様
<会合名>アジア高校生国際交流事業
<タイトル>⽂化⼈類学で真の”国際⼈”を⽬指そう
<主催者>江戸川大学様
<会合名>江戸川大学オープンカレッジ
<タイトル>なぜ犬猫を食べてはいけないのか-食文化から日本・日本人・人間が見えてく
講演タイトル例
著書・著作紹介
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- 目からウロコの文化人類学入門:人間探検ガイドブック (MINERVA TEXT LIBRARY27)|(2003-04-10)
- 開幕! 世界あたりまえ会議 - 私の「ふつう」は、誰かの「ありえない」 -|(2019-01-25)
- 日本人が知らない世界の祝祭日事典|(2022-09-27)
- ニッポンじゃアリエナイ世界の国|(2020-04-18)
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