想定する対象者
保育・幼児教育に携わる方々
提供する価値・伝えたい事
子どもにとって「あそび」は、ただの時間つぶしではありません。
あそびは、子どもが社会性を学び、想像力を育み、心と体をバランスよく成長させていく“生きる力”の源です。近年は安全性や効率性を優先するあまり、子どものあそびが制限され、保育者自身も「遊ばせていいのか」「危険なのではないか」「もっと学習的な活動を一斉に行うことが必要ではないか」と迷う場面が増えています。
しかし、実際の子どもの姿から見えてくるのは、自由なあそびが子どもの主体性・創造性・協調性を大きく育てるという事実です。
内 容
本講演では、長年にわたり園現場であそびや環境づくりに携わってきた事例と映像とともに、包括的にお伝えします。
□ 子どもの成長における「あそびの役割」
□ ごっこ遊び・つみき遊び・構成遊びなど、遊びの種類が育む力の違い
□ 遊びを通して子どもが学ぶ「社会性」「自己表現」「問題解決力」「挑戦心」など
□ 保育者が“見守る”“支える”立場になるための視点と関わり方
□ 遊びを軸にした保育環境づくりの実践例
あそびは、子どもが未来を生き抜く力を育むための大切な営みです。この講演を通じて、保育者自身が子どものあそびの価値を改めて見直し、
〇 保育士が「遊び=学びの基盤」であることを再認識でき、
〇 子どもの主体性と協調性を尊重する関わりが実践できるようになり、
〇 遊びを通して園全体の保育の質を高める意識が育つ
このような視点を学んでいただけたら幸いです。
業務外の講師への取次は対応しておりません。