想定する対象者
経営者・中間管理職・勤続年数の長いベテラン社員
提供する価値・伝えたい事
一般的に言われている健康経営に加えて、気付いていないが確実に近付いている「危機」に対応する方法を伝え、今できることを早々に開始することの経営上のメリットについて説明する。
私が健康産業に関わり始めてから40年が経ち、自分自身も還暦を過ぎました。この年齢になると、自然と老後の生活について考えるようになります。「高齢化社会」については、厚生労働省がまだ厚生省と労働省という別々の組織だった頃から、その到来が予測されていました。そのため、私は20歳の頃から、「日本人の寿命はこれからも延び続け、健康はますます重要になるだろう。運動を日常的に行うことが何よりも重要だ」という意識を持っていました。
そのような思いから、私は運動指導者としての道を選び、専門家としてのキャリアをスタートさせました。その決断をした日のことは、まるで昨日のことのように鮮明に覚えています。その後、私は民間の施設で働きながら、大学の外部研究員として学術研究にも取り組み、ついには地域に密着した健康増進施設(コンディショニングジム)を開設しました。
開業以来、私は20,000人以上の方々にトレーニングや食事などを含む指導を行ってきました。その間に、「団塊の世代」が全員後期高齢者になる「2025年問題」や「人生100年時代」といった言葉が生まれました。「豊かな老後をどのように過ごすか」についての価値観は人それぞれですが、「生涯現役」を求める気持ちは多くの人が共有していると思います。
しかし、その願いとは裏腹に、令和3年度の時点での国民医療費は40兆円を超え、国家予算に占める割合も約40%に達しています。さらに、国民医療費のうち高齢者医療費が占める割合は約60%にも上ります。これらの事実を踏まえると、健康な老後を過ごすためには、適切な運動と食事を含む正しいコンディショニングについて考えを改めなければならないと考えています。
本件について、人体の土台である「足と足指」に着目し、正しく立って歩くための真実とその有効性を論じていくことにします。自分の足で立って歩けている「全ての人」にとって「転ばぬ先の杖」となることを願っています。そして、実はこのことがタイトルと密接に関係しているのです。
内 容
1)導入・自己紹介
2)人生100年時代における問題点と企業経営について
3)自身のラジオ番組でゲストに聞いた衝撃的な話
4)深刻な介護事情
5)解決のカギは「足と足指」
6)人はどこまで成長できるか?衰えた人はどこまで復活できるか?
7)従業員とその家族までまとめて健康にする有効なメソッド








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