なでしこジャパン佐々木監督に学ぶ リーダーシップスキルアップ研修
ワールドカップ優勝に導いたリーダーシップで会社を優勝に導く

中坊崇嗣 なかぼうたかし

コンサルティング本部
プロジェクトチーフリーダー

想定する対象者

部下に力を発揮させるためのマネジメント力の向上、または、部下の力を最大に発揮させるためのリーダーシップが求められる管理職層・マネジメント層
国内外マーケットが成熟化して行く中で、各業界とも閉塞感が高まりつつあります。
このような状況の中、企業が新たな分野へチャレンジしていく重要性はますます高まり、それを推進していくためには、リーダーは、これまでの実績やキャリアが重要なことはもちろん、リーダーが部下の潜在的な能力をいかに効果的に引き出し、部下個々の能力を最大に発揮できるよう導いていくことができるかということが求められています。
これは、これまでのリーダーシップスタイルとは異なるリーダーシップが求められているということを物語っています。

提供する価値・伝えたい事

佐々木監督の『佐々木流11(イレブン)の心得』は、足し算ではなく掛け算。1項目でもゼロ(ゼロに近い値)があれば、その人に指導者の資質はないといわれています。
本研修では、この『佐々木流11(イレブン)の心得』の中身を具体的に確認しながら、佐々木監督が全選手を対象に、そして、選手個々に対してどのような指導と導きを進めたのか、そして、その結果、ワールドカッブ優勝という快挙を成し遂げることができたのか・・・について理解を深めていきます。

「なでしこジャパン」のサッカーは、「その時々の状況に応じて、選手個々が判断をして行動する」チームです。
そして、それは佐々木監督のリーダーシップによって育て上げられた「なでしこジャパン」の強みです。この佐々木監督が「なでしこジャパン」をワールドカップ優秀に導いたリーダーシップを具体的にベーチマークしながら、自分たち流にカスタマイズするためのワーキングを通じて具体的行動レベルへ落とし込んでいきます。

内 容

【第1日目】
◆佐々木監督流 サッカー型経営とは
 サッカーは、組織経営と同じ
◆リーダーシップ自己特性分析
 現状のリーダーシップスキルの自己確認と課題点抽出
 まとめと2日間の研修の習得目標の設定
◆なでしこジャパンがチームコンセプトの共有と実行できるまでには
 リーダー・リーダーシップ・リーダーの仕事と2つのポイント
 なでしこジャパンのチームコンセプトとその実行にあたって
◆佐々木監督が考える4つのネジメント
 リーダーが果たすべき5つの役割と4つの能力
 佐々木監督が実行する指導者としてやるべきこと
◆佐々木監督のリーダータイプを考える
 リーダーシップの4つのタイプとタイプを決めるには
 佐々木監督はどのタイプ?
◆佐々木監督はビジョン型のリーダー
 以前のリーダー像とこれからのリーダー像
 佐々木監督の「なでしこビジョン」
◆佐々木監督のリーダーシップベンチマーク研究
 佐々木監督のリーダーシップ事例研究
 個人・グループワーキング
 「自分たちの職場でできること」
 まとめ発表

【第2日目】
◆佐々木監督は選手たちをこうやって観ている
 部下のタイプとやる気を見極める
 佐々木監督が目指す選手像と目線
 集団になると陥りやすい3つ集団心理
 グループになったときの起こりがちな3つの罠
◆佐々木監督の部下指導法
 イメージを大切に、具体的に
 繰り返し続け、自分たちで考える機会を与える
◆佐々木監督のモチベーションマネジメント
 希望を持たせる
 充実感を持たせる
 信頼関係を構築する
◆リーダーシップビジネスゲーム
 与件を基に、求められている正解を導き出す。
 グループ全員で情報共有を図り、適切な解答を導きだすために、グループメンバーそれぞれがどのようなリーダーシッ  
 プ発揮できるかを体験。そして、グループ間競争を通じて生産性についても求め、責任についても体験し理解深耕を図 
 る。
 振り返りまとめと目標設定(目標は、今後、自分たちの職場で活用できる具体的目標を設定のうえ「こうします!」宣言)
◆職場リーダーとしての目標設定と発表
 研修を受けた結果、そして、研修第1日目に設定した習得目標の達成状況の確認とビジネスゲームの体験などを通じ 
 て、今後、自身としてどのようなリーダー像を目指すかの目標設定し、その目標達成のためにどのような行動計画を立
 て進めていくかを計画化し目標宣言を行う。

  □時間 1日6~7時間
  □人数規模 10~30名程度

根拠・関連する活動歴

私自身の経営者、管理者としての実体験と佐々木監督のリーダーシップの関係性について整理を行い、そして、今、求められる、自分自身も行動できるリーダーシップスタイル(リーダーのあるべき姿と行動ケース)を構築。
そして、リーダーシップのモデルとなる認知度の高い佐々木監督のモデルケースを事例にベンチマークを行うことで、学術学論の観点ではなく、具体的な行動レベルでイメージがしやすく行動に落とし込みやすいカリキュラムとして展開しています。

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