安達阿記子
あだちあきこ
ロンドンパラリンピック ゴールボール女子 金メダリスト
ロンドンパラリンピック ゴールボール女子 金メダリスト
病気のため14歳で右目が、20歳で左目が視覚障害になり、ゴールボール競技と出会う。2012年ロンドンパラリンピック日本代表選手として選出され、金メダル獲得。パラリンピックの団体競技における日本の金メダル獲得は史上初。学校、企業、福祉施設など、講演活動も精力的に行っている。
属性 | スポーツ関係者・指導者 |
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属性 | スポーツ関係者・指導者 |
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講師ジャンル
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社会啓発 | 教育・青少年育成 |
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パラアスリート・パラリンピック関連講師
パラリンピアンから、夢に向かって努力を積み重ねる大切さ、成し遂げたいという意志から生まれるパワーを学びませんか? 障がいというハンデを持ちながら果敢に立ち向かうパラリンピックアスリート(パラアスリート)の講演は人権啓発だ...
プランへ移動安達阿記子のプロフィール
■経歴
1983年福岡県生まれ。14歳のときに右目に、黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)を発症。
20歳のときに左目にも症状が出たことにより、視野の中心部が見えにくくなり、視覚障害になる。
2006年に国立福岡視力障害センターへ入所した際、ゴールボールと出会う。
その翌年にはブラジルでの世界選手権、2008年には北京パラリンピックに出場。
2012年ロンドンパラリンピックの日本代表選手として選出され、本大会で悲願の金メダルを獲得
(パラリンピックの団体競技における日本の金メダル獲得は史上初の快挙)
2016年リオパラリンピックにも出場し5位入賞。
2016年以降、代表チームから離れたものの、2019年に強化指定選手として復帰し、2021年に強化指定選手を引退。現在は埼玉ゴールボールクラブに選手兼コーチとして在籍し、競技だけでなくゴールボールというスポーツを通して活動の場を広げている。また、競技外では2015年に女性リーダー・コーチアカデミーを受講し、2018年から順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科で学び、2020年に博士前期課程を修了。2021年6月より日本知的障害者チアリーディング協会の理事に就任。
■主な戦歴
2007年 第3回IBSA世界選手権大会出場(ブラジル・サンパウロ)
2008年 北京パラリンピック競技大会出場
2010年 アジアパラ競技大会2位(中国・広州)2012ロンドンパラリンピック競技大会出場権獲得
2012年 ロンドンパラリンピック競技大会女子団体ゴールボール金メダル獲得
2014年 インチョン2014アジアパラ競技大会銅メダル獲得
2015年 Malmo Lady Inter Cup 2015 Goalball tournament(スウェーデン:マルモ)銅メダル獲得
2015年 IBSA ゴールボールアジア・パシフィック選手権大会優勝(中国・杭州)
2016年 リオデジャネイロパラリンピック 5位
■講演活動
選手活動の傍ら、ゴールボールの普及や「心のバリアフリー」推進のため、各地での講演や競技体験会などを実施。自身のこれまでの人生から、「できること」に注目する重要性や夢を持つことの尊さ、あきらめないことの大切さを伝えている。アスリートとしてのストイックな姿勢を持つ反面、穏やかで謙虚な人柄により、学校での特別授業の人気が高い。また、ゴールボールは視覚障害者向けの団体スポーツであるため、「声や音のみで正確な情報をチームメイトに共有する」ことが非常に重要である。その競技特性から、企業でのコミュニケーション力向上、チームワークビルディングのための研修にも用いられている。
最近では、スポーツを通じて楽しみながらスキル向上が図れると注目を集めている。
講演実績
会合名 | 開催時期・地域 | 主催窓口 | 主催担当者の声 |
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人権講演会 | 2019年3月/群馬県 | 官公庁 | 安達さんの大切なメッセージがしっかりと聴講者に伝わ…. |
人権スポーツ教室 | 2017年12月/福岡県 | 官公庁 | 子どもたちが楽しく体験会に参加でき、安達さんにたく…. |
人権啓発講演会 | 2017年10月/群馬県 | 官公庁 | みんな大いに楽しんでいました。い講師を紹介して頂き…. |
業務外の講師への取次は対応しておりません。