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茂山千五郎家 しげやませんごろうけ

大蔵流狂言師

茂山千五郎家は「お豆腐のような狂言」をモットーに、狂言の楽しさ・面白さを広めることに尽力。一般の狂言公演の他、全国の小・中学校、高等学校等への出前狂言を精力的に行い、好評を得ている。 一部の特別階層の人々だけの楽しみであった狂言や能を庶民向けに上演したのが二世千作である。

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茂山千五郎家のプロフィール

■活動歴
茂山千五郎家は江戸初期から、京都在住の狂言師の家として歴史に残っている。
初代から四代目までは馬術指南、五代目から狂言師、六代目から禁裏御用(御所出入りを許された家)の能楽師として狂言を上演。九代目の茂山千吾正乕が井伊直弼に見いだされ、彦根藩に抱えられて以降当主名「千五郎」となり、400年にわたり狂言の普及・継承に勤めている。

■お豆腐のような狂言
茂山千五郎家は「お豆腐のような狂言」と語り伝えられている。
その由来は、二世千作が、当時は一部の特別な階層の人々だけのものであった狂言や能を、地蔵盆・結婚式・お祝いの会など色々なところに出向いて狂言を演じ、仲間内から「お豆腐のような奴だ」と評された。
それに対して二世千作は「お豆腐で結構。それ自体高価でも上等でもないが、味つけによって高級な味にもなれば、庶民の味にもなる。お豆腐のようにどんな所でも喜んでいただける狂言を演じればよい。より美味しいお豆腐になることに努力すればよい。」と、悪口を逆手にとる。
それ以来、茂山千五郎家は家訓としてこれを語り伝え、「余興に困ったら、茂山の狂言にでもしとこか」と、気軽に呼ばれることを喜びとする。いつの世も、広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い「お豆腐狂言」を、広めていきたいと、活動を続けている。

■狂言とは
室町時代に『能』とともに形成された滑稽な芝居。『能』が悲劇的な歌舞劇なのに対し、『狂言』は喜劇的なセリフ劇。“古典芸能”というだけで何となく難しい物だと誤解されがちだが、『狂言』は観て・笑って楽しむもので、難解なものではない。観客に緊張を与える『能』の間で、まるでサーカスの道化師のような役割を担ってきた芸能。
また『狂言』が笑いの題材としているのは、生活の中の失敗談であったり、夫婦喧嘩を笑ってみたりと、現代でも変らないものが笑いのテーマになっている。昔から伝わる普遍的な笑いの芸能が『狂言』。

講演タイトル例

文化・教養 狂言鑑賞教室

「お豆腐のような狂言」をモットーに、狂言の楽しさ・面白さを広めるため、全国の小・中学校、高等学校へ出かけ、あるいは、修学旅行で京都へ来られた時、京都の「狂言」をご覧いただいております。  茂山千五郎家...

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