視覚障がい者とフリークライミング
~広がる新しい可能性~

小林幸一郎 こばやしこういちろう

視覚障害者クライマー
NPO法人モンキーマジック 代表理事
日本パラクライミング協会 副会長

提供する価値・伝えたい事

切り立った岩壁や、複雑な形状をした人工壁を、人間の手足だけで登ってゆくフリークライミング(岩登り)。 そんな人間が本来持つ能力を試されるスポーツを、障害のある人もない人も、子どもも人生の先輩も、男性も女性も、同じルールで楽しむのがモンキーマジック流。

「障害者でも健常者と同じルールでやり遂げることが出来る」のがポイント。
達成できた事で大きな自信につながり、まず気持ちのなかの選択肢が増える。

障害者の人たちには「一緒にやろうよ」と呼びかけ、健常者には「互いの理解を深め合おうよ」と奔走する。

内 容

■フリークライミングとの出会い
・16歳で出合って以来、その魅力にのめりこむ

■28歳で視力に障害
・治療法はなく「やがて失明」の宣告
・失意のなか、フリークライミングをやり続ける

■フリークライミングが教えてくれたこと
・生きる充実感、達成感
・他の障害者にも伝えたい

■健常者と同じルールでやり遂げる意義
・自信が夢に
・夢をカタチに


■障害者と健常者の交流
・理解促進
・社会支援
・自立への道

■今後の夢
全国に散在する視覚障害者にフリークライミングに触れる機会を届け、新たな可能性を感じてもらいたい。 
また活動を通じて、少しでも多くの人に社会の多様性を考え直すきっかけを届けたい。

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