競争社会の楽しみ方

吉永みち子 よしながみちこ

ノンフィクション作家

想定する対象者

中学生、高校生、大学生、ビジネスマン、経営者の方々

提供する価値・伝えたい事

競争そのものをいかに楽しめるか?それが生き残りの術。

内 容

◆働くか高校に行くか 働くか大学に行くか
・母子家庭でお金がなく、大学を一つしか受験出来ない。
・外国語でなら飯が食えると思って外国語大学を選んだ。
・どの学科を受けると一番勝てるか、合格できるか。英語科は1次の競争倍率が10倍、2次も
10倍、中国やアジア圏だと1次は10倍でも2次は3倍 ならこっちの方が受かりやすい。
インドネシアを選んだ。

◆競争社会 日本の得手・不得手 日本の特質
・優劣をつける、白黒をつけること、日本人は不得意。
・「競争」という争いは表面ではせずに、水面下で行うのが日本の文化。

◆アメリカと日本
・アメリカは、延々と自分の土地が続き、自分の都合で好きな時に種をまき収穫すればいい。洪
水や干ばつでやられると、自己決定、自己責任である。
・日本は段々畑で、ため池や水路を共用で使い、水を開ける日や、様々なことを集落で調整し決
めないといけない。自己決定・自己責任が許されない日本。共同組合、助け合いの文化。

◆世間が許す範囲内で、自己決定が出来る
・その範囲を越えて自己決定しようとすると、世間の「視線」と「匿名」が襲ってくる。
・ネットの中にも世間がある。ネットの中でもいじめがある。
・小学生が空気を読んでいる、世間を読んでいる。自己決定できる経験を積んでから空気を読む
ことは大事だが、自己決定も出来ない小学生に「空気を読め」なんて、出来ないことを望んで
いる。
・本当の競争社会なら、敗者復活も出来る社会。そんな検討もされずに、競争社会に入るから問
題が起きる。

◆競争に強い人間を作るには
・自己決定が出来る人、自己主張が出来る人。
世の中にはいろいろな考え方があることを体感し、対応できるようになる。
・反対されても自分の意見を言えるようになることが必要。

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