百貨店やスーパーマーケットはなぜ業績が低迷したか

多田應幹 ただまさもと

桜美林大学教授

想定する対象者

小売業の経営者、人材の育成に悩む中堅管理職、接客及び窓口業務の担当者
百貨店やスーパーマーケットの売上の低迷が著しい。消費の冷え込みは全ての小売業に共通した課題である。
これを打開するため、百貨店やスーパーマーケットはSPAやファストファッションを採り入れ、業績の回復を図ろうとしている。
果たして他のビジネスモデルで本業の修復が可能なのだろうか。

提供する価値・伝えたい事

小売業の業績の低迷はいわば「少子高齢化」の到来に伴う消費の地殻変動である。
高度成長期やバブル期という2つの山で成熟した消費社会は、年代の加齢化とともに先細りし、マーケットの縮小、ニーズの変化についていけない。ここに掛け声だけの人的サービスのみでは顧客との交流は図れない。
販売員の心理と顧客の心理の相補的交流が求められる。

内 容

1.百貨店の衰退の背景と現代の消費者
2.小売業のサービスの構成要素
3.高次元化する消費者の欲求と心理
4.小売業と顧客創造

根拠・関連する活動歴

・大手百貨店に36年間勤務。職務遂行の傍ら、広告や宣伝を学び、消費者心理をマーケティングの視点から体系化。
・大学ではビジネスのダイナミズムやキャリアプランを指導する。
・最近は各種講演会の他、「シャッター通りの活性化プログラム」に着手。
株式会社アピデの記念講演(120分、300名)

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