ネット詐欺・携帯被害のワナ
~その仕組みを知ることで防げる被害~

篠原嘉一 しのはらかいち

NIT情報技術推進ネットワーク株式会社 代表取締役
大阪府教育委員会ネット対応アドバイザー

提供する価値・伝えたい事

「機械モノはわからないから・・」「インターネットは利用しないし・・」
そう思いの方もおられると思います。しかし、テレビも地上デジタル化され、今や地デジのテレビはインターネットに繋がる立派なパソコンとなってしまいました。
何気なくテレビのアンケートにリモコンで答えると、個人情報が漏れてしまうのです。

子ども達がポータブルゲーム機や携帯電話で何をしているかご存知ですか?
ただゲームをしているように見えますが、そのゲームはインターネットで知らない誰かと繋がっているのです。
この子どもたちのゲーム相手になりすました、“名簿屋”がいます。
子ども達から家庭の情報を聞き出し、入手したデータを転売しています。
子ども達から聞き出した“一人暮らしのおじいちゃん”の存在を振り込め詐欺グループに転売しているのです。

“無料ゲーム”という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。
この「無料」・・・実は広告収入でまかなわれています。テレビで言うとコマーシャルにあたるような広告が画面に表示されています。インターネットでは、広告を見るだけではなく、クリック(押して)して資料請求等をすることで、より多くの広告代が運営者に支払われます。
この広告収入システムを悪用して、アダルトサイトや架空請求サイトを見せています。
無料ゲームをするために会員登録した個人情報が、下請けの業者に全て漏れているのです。

子ども達を踏み台にしてでも、お金のために何でもする・・・
こんな悪意のある事業者や不審者との接点が、携帯電話やインターネットを利用することで生まれてしまいます。

このような、変化しつつある環境を意識し、仕組みを知ることで被害から身を守ることが出来るのです。

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