シンプルに知る、シンプルに守るー地震気象防災の基本と災害時のコミュニケーションの取り方

三浦まゆみ みうらまゆみ

気象予報士(予報/解説、講師)、気象防災アドバイザー、アナウンサー

提供する価値・伝えたい事

完璧に知っているつもりでも微妙にあやふやな天気予報、地震、津波についての基本知識。
気象情報は、こと非常時/異常災害時には刻々と更新されながら伝えられていますが、リアルタイムで活用できている方はほとんどいないと見受けられます。
そこで、その知識の基本、情報活用のキを抑えておくと、万が一の時だけではない、日常生活においても「心と体」を守る備えの一つとなるものです。
速やかな情報入手、より的確なその伝達については、全国を巻き込んだ311・東日本大震災を境に、マスコミ・SNSと多様なルートで情報が伝わるという情報通信の拡大変化を目の当たりにする機会ともなりました。
それゆえ、情報ルートの多様化から真偽の交錯、混乱を招きがちな情報の中から自身にとって必要なものの選択とその活用も非常時の重要な要素とされています。
緊急性と即実践に結びつく「基本的な気象情報の知識と使い方」は、今後も普遍であり、現在懸念されている首都圏直下、広域の東南海地震にもまずは心の備えと物質的な備えにつながります。
本講演では、日常に直結する防災気象情報の基本中のキホンの知識、使い方をあらためて確認して頂くことで、非常時の際の行動にも確実に生きていくかと思います。
また、東日本大震災で液状化および液状化によるライフライン被害下での生活、二次災害として起きた周辺の化学工場の爆発の影響、原発放射線による生活への影響など、都市型生活の中で体験した自宅避難民生活の体験(主に女性目線が入るかと思いますが)もお話しながら、みなさまとの体験/情報シェアと今後を考える時間にできればと思っております。

内 容

気象・地震・津波のシンプルな基礎知識と活用方法、また、組織を中核にして所属員、その家族、地域との関わりに合わせた防災体制、グッズの揃え方についてお話させて頂きます。
なお、講師の実体験から都市型災害と津波災害についても多様にお話できるかと思います。

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