現場論~「非凡な現場」をつくる論理と実践~

遠藤 功 えんどういさお

株式会社シナ・コーポレーション 代表取締役

提供する価値・伝えたい事

『強い企業は強い現場力を持っている。』
『企業の競争力は会議室ではなく、営業、製造等企業活動の現場にこそ存在する。』
現場に関わるすべての人に、必ず役に立つベストセラー&ロングセラー『現場力を鍛える』の衝撃から早10年・・・
その後の全エッセンスが詰まった10年間の集大成として、『現場力を鍛える』『見える化』に続く
「新たな代表作」が2014年秋に遂に完成!
全ビジネスパーソンが知りたい話題の著者が「激変を勝ち抜く現場力について熱く語ります。

内 容

強い企業は、強い現場力をもっている。
企業の競争力は中期経営計画書や本社の会議室ではなく、営業、製造など企業活動の現場にこそ存在する。
「問題を発見し、解決する」能力を備えた現場の力が強い企業を作る。
〝現場こそが価値を生み出すエンジン〟である。
企業変革の源泉は現場にあり!激変の時代を勝ち抜く「現場力」についてお話します。

【現場力】
1.今回の大震災で見えた現場の力
■日本は「現場の国」、「民の国」
 ・現場力こそ日本の競争力
 ・有事の現場力VS平時の現場力
 ・「平凡の非凡化」が実践知を生む
■リーダーシップのあり方
 ・「中央」のリーダーシップ
 ・求心力VS遠心力
 ・日本のリーダーは常に現場と共にある
 ・瓦礫と宅急便

2.競争力はどこにあるか
競争力は企業活動のオペレーションに埋め込まれている
・成果を創出するのはあくまでも現場
・強い企業は強い現場をもっている

3.日本の鉄道を支える現場力(TESSEI)の事例

4.現場力とは何か
(1)自ら問題を発見し、解決する
(2)全員参加の組織能力
(3)独自の優位性につなげる

5.問題こそ現場力のガソリン
・どんなに強い会社でも問題は山のようにある
重要なのは、そうした問題に現場がどう向き合うか
相反する問題に直面した時に、真の現場力が問われる

【見える化】
1.改善・改良の重要性
■改善・改良もできない組織からイノベーションは生まれない
・改善・改良はイノベーションの母
■「イノベーティブな商品をと空虚な号令をかけるより、
地道な努力を続け、その過程から新しい商品を作ることが大切」
(花王、後藤卓也前会長)
■改善・改良は現場の日常的な思考トレーニング
・考える現場、思考回路が廻っている現場

2.強い経営を行うには
■骨太で合理的なビジョン・戦略を立てる必要性
問題発見し、解決する強い現場(現場力)が求められる

3.なぜ見える化なのか?
■問題解決の第一歩は問題発見
■問題発見を効果的に行うために仕組みが「見える化」
■企業活動におけるあらゆる問題を「見える化」する
工場だけでなく、あらゆる現場でも・・・

4.「見える化の落とし穴」
何のために「見える化」をするのかを明確にする必要性
「見える化」はあくまでも手段でありツールである
「何の為の見える化か?」
「見える化」とは「共通認識」をつくること
・同じものを見ているからといって、同じ認識とは限らない
・情報は溢れていても、共通認識がない
多くの情報は翻訳して理解する場を経ないと、「共通認識」とはならない
・情報共有--対話の場--共通認識

5.見える化をアクションにつなげる
「気付き」を生み、「対話」を増やし、「変化」を創る
「3つの継続」
・基本的継続、改善的継続、革新的継続
 →10年愚直に続ければ「くせ」になる

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