らしさを活かした仕事術・家庭術

東 浩司 あづまこうじ

株式会社ソラーレ 代表
NPO法人ファザーリング・ジャパン 理事

想定する対象者

家庭の夫婦パートナーシップや、職場で異性の上司・部下との対応で上手くいかないとお悩みの方に最適な内容です
ダイバーシティ(多様性の尊重)の重要性が叫ばれるようになりましたが、日本の社会では依然として「男は仕事、女は家庭」の性別役割分業の意識が根強く残っています。

ジェンダー的刷り込みによって「男らしさ・女らしさ」が形成されているところも大きいですが、男女のコミュニケーションスタイルにちがいがあり、ズレが生じることで家庭でも仕事でも上手くいかないことがあります。

人の特質のちがいを理解することで、「らしさ」を活かした仕事術・家庭術が発揮できます。

提供する価値・伝えたい事

女性の社会進出を果たすために、政府や企業の取り組みはもちろん必要ですが、それ以上に求められるのは家庭や職場での男女共同参画を進めること。とくに、母親がキャリアにチャレンジするためには、夫の家庭進出が欠かせません。

脳科学や心理学をもとに「男と女のちがい」を理解し、男性性と女性性を活かした術を知ることで、夫婦パートナーシップを高めることができ、職場の良好な人間関係を図ることができます。

家庭でも職場でも男女ともにハッピーになれる、沢山のノウハウをお伝えします。

内 容

・参加型の進め方をします
・グループは男女混合が望ましいです
・60分間のプログラムです
・20名から100名まで

<レジュメ抜粋>
■男性性と女性性のちがい
 -男性脳と女性脳、性ホルモン、原始時代の役割分担、遺伝子
*実際は性差よりも個体差が大きいため言い切れない

■男性度/女性度チェック
■男と女のちがいを感じるシーン
-買い物をするとき、家事の仕方、「愛している」の言葉

■男性上司/女性上司にみられる傾向
■男性は「問題解決」志向、女性は「共感性」重視

■男女が「してほしいこと/してほしくないこと」
■夫婦の会話で解決策やアドバイスはほとんど不要
-妻が望むのは「受容」「共感」「自己重要感」
-妻の話しを最後まで黙って聴く

■夫婦ゲンカをしないで済む方法
■人間関係を良好にする極意:自分と他人はちがうことを前提に
-ジョン・グレイ博士 「男は火星から、女は金星からやってきた」

■家族や職場の同僚など、身近な人間関係ほど難しい
■男性上司「職場の女性に好感をもたれるためのポイント」

根拠・関連する活動歴

本プログラムはもともと、社内のワークライフバランス推進を担う女性社員の皆さんを応援するために作ったプログラムです。その会社では、役員がワークライフバランスを進めることに総論で賛成したものの、いざ具体策になると反対します。それが何故なのか悩んでいたチームメンバーに私が「男と女のちがい」を教えたところ、プレゼンの仕方が変わって合意を取り付けることができました。男性の特質である論理的思考に合わせて訴求することで、役員の理解を促すことができたのです。

ほかにも同様な悩みを抱えていたワークライフバランス推進チームの方が多かったため、彼女たちの役に立てばを思い、男性性と女性性について体系的に理解できるプログラムを作りました。国内外の数十冊におよぶ参考図書を読み、1時間程度で学べる内容になりました。

職場のワークライフバランス推進に取り組む方から「使える研修である」との評価をいただいており、最近は「ダイバーシティ」に関する研修として採用されることが増えてきました。また、家庭での夫婦パートナーシップにむしろ有効な内容であり、子育て講座でもよく行っています。

蛇足ですが、私自身が姉2人、妹1人の女家族で育ち、その後も女性の多い学校や職場での経験が多く、女性との人間関係づくりやコミュニケーションを自然と会得しました。

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