もし自分の配偶者に介護が必要になった時には?
太田差惠子 おおたさえこ
介護・暮らしジャーナリストNPO法人パオッコ理事長
ファイナンシャルプランナー(AFP)
想定する対象者
40代50代の中堅社員、組合員。一般市民。経営層。
男女問わず、40代50代の多くがいつか訪れるであろう介護に不安を抱えています。もしかしたら、仕事を辞めなければならないのではないか…と。しかし、忙しい日々のなか、「介護」について情報収集することをしていません。また、介護といえば「身体介護」のみだと考えています。介護は情報戦です。事前に知っておくことで、介護離職を避けることはできます。
提供する価値・伝えたい事
少子高齢化の現代社会では、男女問わず、ほとんどの人が「介護者」となる可能性が高い。
親に介護が発生しても、仕事は辞めない。
介護休業制度についても、正確に捉えてほしい。育児休業とは別の性格がある。なんでもかんでも自分でするのではなく、賢くサービスを活用するべき。
内 容
1.もし、支援や介護が必要になっても慌てない。
味方は大勢!
・親族との連携
・専門職との連携
・ご近所との連携
2.いまから備える介護のお金
・介護保険制度/その他の使えるサービス
・介護貧乏にならないために使いたい制度
3.施設あれこれ
・こんなとき、あんなときの施設
・入居にかかる費用は?
4.元気ないま、やっておきたいこととは
・めざすは1日も長く自立した生活
・自身の意思を伝えておこう
-お金のこと、治療法・終末のこと-
スタッフからのコメント
「75歳の妻が80歳で認知症の夫を介護に疲れ、精神的にも追い詰められて……。」といった記事を良く目にするようになりました。
細かい背景はわかりませんが、とても悲しいニュースですし、胸が痛いです。
いつ、どのようなきっかけで、家族に介護が必要な状況が訪れるかはわかりません。 そんな時に、私たちは一体何をどうすればよいのでしょうか??
・・・豊富な取材経験の中からさまざまな介護の実態や、いざ自分の介護する立場になった場合、何が大事かということが、不安感掻き立てられることなく、前もって安心した心の準備ができる内容です。
(労組市場担当)