父・こいしの戦争体験を語り継ぎたい
~笑いがあるのは平和のおかげ~

喜味家たまご きみやたまご

三味線放談

内 容

父の喜味こいしは、戦前、徴用で山口県光市、広島市に赴き、8月6日、爆心地から1.2キロの距離にある兵舎にて被爆し、広島市で終戦を迎える。

晩年は、「平和の大切さを後世に語り継いでいきたい」という想いから、被爆者として戦争の悲惨さを訴える活動を始める。
「被爆体験を語ることはつらいこと。写真やテレビではない、生きた生身の被爆者を見てきた。その人たちのことを語るのは申し訳ないが、高齢になり、いま語り継いでいかなければ・・・」と、広島での被爆体験について語った。
そして今、亡き父の遺志を継いで二度と同じ過ちを起こさないことを願って、被爆2世のたまごが父の戦争体験、被爆体験を語る。

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