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喜味家たまご
きみやたまご

三味線放談

三味線放談

「いとこいさん」の愛称で親しまれた漫才師、夢路いとし・喜味こいしの喜味こいしの次女。現在、テレビ・ラジオ・舞台で活躍すると共に、「漫才ができるのも平和のおかげ」という父の遺志を継いで、父の戦争体験、被爆体験の語り部として活動。また、自身の震災体験、父の介護についての講演も行っている。

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講師ジャンル
社会啓発 福祉・介護
文化・教養 文化・教養

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喜味家たまごのプロフィール

■経歴
漫才師「喜味こいし」の次女として生まれる。
三歳より日本舞踊を始め、藤間流師範、藤間史貴の名で神戸を拠点に活動。
1995年阪神淡路大震災より、三味線放談「喜味家たまご」として大阪に拠点を移す。
こいし没後、三味線放談で繁昌亭や各落語会、演芸会、ラジオ等に出演。
浄瑠璃・常磐津節三味線方常磐津美佐代の名でも活動。「たまごの会」を立ち上げ、落語、漫才、太神楽などのメンバーと定期的に公演。また、伝統芸「あほだら経」を掘り起こし、昔の芸を今に伝えている。
父こいしの被爆体験、自身の震災体験や7年間に及ぶ介護についての講演も多数行う。

■主な講演テーマ
「父・こいしの戦争体験を語り継ぎたい ~笑いがあるのは平和のおかげ~」
喜味こいしは、徴用で山口県光市、広島市に赴き、8月6日、爆心地から1.2キロの距離にある兵舎にて被爆。広島市で終戦を迎える。晩年「平和の大切さを後世に語り継いでいきたい」と戦争の悲惨さを訴える活動を始める。「被爆体験を語ることはつらいこと。写真やテレビではない、生きた生身の被爆者を見てきた。その人たちのことを語るのは申し訳ないが、高齢になり、いま語り継いでいかなければ…」と。
そして今、亡き父の意思を継いで被爆2世のたまごが父の戦争体験、被爆体験を語る。

「夜明けの記憶 地域の絆とあったかばなし ~阪神大震災を体験して~」
神戸市東灘区の自宅で震度7の激震を体験する。住宅の2階部分が崩れ姉が下敷きに。ご近所の方々に助けを借り、姉を無事救助し一命を取り留めた。震災を体験して気付いた命の重み、コミュニティの大切さ、避難所生活を通じて感じたことなどを語る。

「人生、笑って暮らしたい ~たまごの介護日誌~」
父の喜味こいしは広島で被爆。そして50歳のときには膀胱癌を患い、人工膀胱をつけなお闘病生活を続けながら現役の芸人として活躍。生前、こいしは「私は83歳まで元気にやって来られた。これは、大きな声で喋り、大きな声で笑ってきたから。」「人生、笑って暮らしたい。」家族の介護体験をユーモアを交えて語る。

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