ホスピタリティ(おもてなしの心)が基本
女性のソフトパワーを見極め、業務や組織に生かす

千葉 滋 ちばしげる

NPO法人日本ホスピタリティ推進協会認定
ホスピタリティコーディネータ

提供する価値・伝えたい事

政府の後押しもあり、いま女性のパワーへのまなざしは熱いです。

男性と女性は身体的にも考え方にもそれぞれ特徴があります。実は長い歴史の中で女性が男性とともに働き始めたのは最近です。そのため妊娠・出産・子育てという時期にまだまだ解決されていない問題がたくさん出てきております。

これらはもちろん解決されなければなりません。
この問題を解くには男性と女性の特質を知らなければなりません。もちろん先ほど述べたように身体的特徴はじめ、考え方なども重要な要素になります。

しかしこのような問題にあたったとき、今までは女性だけで取り組んでいた傾向があります。いわく女性の問題は女性しかわからない、などとして・・・。

でも考えてみてください、この世の中は女性と男性はほぼ半々の割合で存在します。そして残念ながら今の仕事の仕組みはほとんど男性が作りました。この仕組みを女性も働きやすく、そして生産性が上がるように変えていくにははたして女性だけで話し合って済みますでしょうか。

私は女性の問題は今や女性だけのものではなく、等しく日本全体の問題ととらえます。そのため男性のホスピタリティコーディネータの話を聞くのもいいのでは?と提案いたします。

おもてなしは女性が得意とするところであります。笑顔が似合うのもやっぱり女性ですね。この得意分野をますます伸ばし、ちょっと不得意だといわれる大局的な見方などをどうしたらいいかということも講演でお話したいと思います。

ホスピタリティは見知らぬ第三者までその効果が及びます。
東京2020オリンピックには世界各国からお客様がいらっしゃるといわれております。このような時代に、少しでも早く、おもてなしの基礎となるホスピタリティに触れてみませんか。

内 容

ホスピタリティの実例をいくつも紹介し、出席者の皆様と一緒に考えていきたいと思います。

どのような対応がホスピタリティで、どのような対応が自分が単にいい子と思われたいだけの行為なのか。

自分の利益より、まず人の利益を考える。
この考え方は洋の東西を問わず、宗教などにも良く出てくる考え方です。「あまり立派すぎて、私には無理だわ」とお思いでしょう。でも一度このような考え方に正面切って向きあうのもいいと思います。実はおもてなしの基本であるホスピタリティもこのような考え方が基本なのです。
本当の接遇を望むなら、この考え方は避けて通れません。

根拠・関連する活動歴

キャリアの最初はデパートや広告代理店でした。その後ホテルマンとして30年の経験があります。

営業が主でしたが結婚式の担当も経験があり、お若い二人のスタートの手伝いをするのは本当に楽しかったです。また1,000人のパーティーなど手掛け、大形ホテルの立ち上げにも2度かかわりました。

これらの仕事の中における女性とのかかりは、いろいろな感想をもたらしました。そしてそれらは今の仕事、つまりホスピタリティコーディネータにおおいに生かされています。

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