死にたい私が生きている「いま」~境界性パーソナリティ障害からの克服~

咲 セリ さきせり

作家
在宅WEBデザイナー

想定する対象者

境界性パーソナリティ障害を抱える方
「死にたい」と苦しむ人
親からの愛情不足に苦しむ人
不安定な感情に苦しむ人
心の病に携わる人
他、生きづらさを抱える人

提供する価値・伝えたい事

「自分が嫌い」
「生まれてこなければよかった」
「死んでしまいたい」
そんな苦しみを抱え、自傷や暴力、依存、自殺未遂を繰り返す人が増えています。

私自身、思春期から20代、自分を肯定できず、毎日「死にたい」と思いながら生きていました。
パートナーの愛を信じられず、性依存に陥り、自分を傷つけ、相手を傷つける日々。
病院に行けども治らず、やがては薬物依存に至り、絶望しました。

「私は一生治らないんだ」
「もう死んでしまいたい」

そんな私が、変化したのはある夜の自殺未遂。
見ず知らずの人に助けられ、夫が秘めていた思いを聞くことになりました。
そこから周囲の愛情に気付き、世界は一転して、生きやすくなったのです。

境界性パーソナリティ障害は、何が原因でなるのか?
さまざまな症状は、克服した時、どんな意味を持つのか?
どんな病院に行けばいいのか?
支える側は、どうサポートすればいいのか?
今すぐ使える克服のテクニックとは?

境界性パーソナリティ障害当事者で、精神科医岡田尊司氏との対談本を出版した咲 セリのエピソードやハウツーを聞くのは、お笑い芸人でありながらカウンセラーの資格も持つ鮎川 ヒロアキ氏。自身もパーソナリティ障害を抱える妻をお持ちの、「支える側」の当事者です。

重いテーマでありながら、聞いた方がほっとらくになってもらえるよう、あたたかい笑いと、すがすがしい涙を流せるとご好評いただいています。
皆様にはあきらめかけてしまいがちな「境界性パーソナリティ障害」が、必ず克服可能で、意味のあるものであると感じていただければ幸いです。

内 容

1.「死にたい」から「生きててよかった」に変わるまで
   ・心を傷つけられた、幼少期
   ・自傷や家庭内暴力をふるった思春期
   ・いじめ――「自分なんて、世界で一番、いらない人間」
   ・「セックスをすれば、生きていてもいい」
   ・下剤依存と摂食障害
   ・同棲相手へのドメスティックバイオレンス
   ・「心の病(強迫性障害・境界性パーソナリティ障害・双極性障害)」の発覚
   ・精神科病院をたらいまわされて
   ・不治の病の猫に教わった「命は生きているだけで愛おしい」
   ・心の病だから踏み切った、在宅WEBデザイナーへの道
   ・愛情をもらって、「生まれなおしていく」
   ・「生きていこう」最後の自殺未遂が教えてくれたこと

2.回復につながった8つのメソッド(パワーポイント)
   ・なんでも書いていいノート
   ・自分のリズムを知る記録表
   ・どんなマイナスにも味方になる
   ・誰かに弱音を吐く
   ・世界とつながる
   ・認知のノート
   ・「○○病」と名付ける
   ・私の取り扱い説明書

3..質疑応答

(合計約2時間)

根拠・関連する活動歴

【ご来場者さまのお声】

「とても深いお話で胸が熱くなった」
「内容がもっと暗い部分が多いのかと思っていましたが、お二人の対談形式で、前向きな気分で聞くことができた」
「自分を肯定して、自分と上手に付き合っていきたいなあと思う」
「苦しんでいる当人、ご家族も安心できる講演だったと思う」
「当事者の生の声が聞けてよかった」
「自分だけの悩みが特別なものではないと、心が軽くなった」
「生きやすくなるための8つのメソッドを聞き、参考にしていきたいと思った」
「本当に、ありのままを聞かせてもらい、勉強になった」
「当事者と、支える側の当事者として、本音の部分を聞かせていただき、共感できた」

【主なテレビ出演】

NHK教育チエノバ(境界性パーソナリティ障害)
NHK教育 「アワーボイス」(いじめ)
NHK教育「ハートをつなごう」(依存症)
NHK教育「ハートをつなごう」(精神疾患)
NHK教育「ハートをつなごう」(マイノリティ)
フジテレビ「ハピふる!」

【主な著書】

『絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服』(ポプラ社)岡田尊司氏との共著
『死にたいままで生きています。』(ポプラ社)
『ちいさなチカラ―猫エイズと白血病 黒猫あいの物語』 (ラセ)
『ちいさなチカラ あいとセリ』 (ゴマブックス)
『フィナーレを迎えるキミへ』(ペットライフ社)

【主な連載】

朝日新聞ペット欄『あいが教えてくれたコト』、『あいが遺してくれたコト』
NHK福祉ポータル『ハートネット』

【新聞、雑誌掲載】

朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、神戸新聞、ウーマンライフ新聞、猫の手帳、うちの猫のキモチがわかる本、他多数

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