イクボスから始まるワークライフバランス

東 浩司 あづまこうじ

株式会社ソラーレ 代表
NPO法人ファザーリング・ジャパン 理事

想定する対象者

・企業 経営者層、管理職、職場リーダー層
・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)

提供する価値・伝えたい事

ワークライフバランスや女性活躍推進が企業で進まない元凶がどこにあるか、長時間労働の働き方を変えるためのマインドセットなど、ワークライフバランスを指導してきた立場から、時流の変化や世代間ギャップについて腑に落ちる形で解説し、今後に向かうべき指針を示させて頂きます。
参加型の進め方で、参加者の皆さんに楽しんでいただきながら、学んで頂きます。

内 容

①ワークライフバランスが広がらない理由
・ワークライフバランスで困っていますか?
・人は自分が困らないとなかなか動かない生き物
・50代以上の経営管理職(粘土層)がワークライフバランスで困っていない
●現状、困っている(不利益を被っている)のは
育児しながら働く 女性=ワーキングマザー
 →育児支援のワークライフバランス
●女性活躍推進の鍵を握るのは・・
1.男性の「家庭進出」 2.上司が‘イクボス’に

②「イクボス」をご存じですか?
・職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のこと

・イクボス十か条
①理解 現代の子育て事情を理解し、部下がライフ(育児)に時間を割くことに、理解を示していること。
②ダイバーシティ ライフに時間を割いている部下を、差別(冷遇)せず、ダイバーシティな経営をしていること。ほか

・イクボス職場のチェックポイント
 業務以外のコミュニケーションも取れてますか?
 各メンバーの最近のライフイベント言えますか?

・「仕事:プライベート=50:50が理想」ではない
仕事100%の時期があってもよい
20代は仕事力を培うことが重要
子どもが小さいうちは子育てに
専念する生き方もあり(男女含め)
介護が始まると、育児以上に
時間の制約がある

●ワークとライフのバランス(折り合い)ではなく
シナジー(相乗効果)を狙う

スタッフからのコメント

ソラーレとはイタリア語で「太陽系」の意味だそうです。いつも自分が太陽のように輝いて、その光で家庭や周囲の人たち、社会を明るく照らしたい、という思いが込められており、企業や自治体、労働組合向けにワークライフバランスやメンタルヘルスなどの講演をされております。
WLBの実現には、イクボスが求められていることや個人の意識改革も必要であることなど、笑いあり涙ありで、参加型で楽しく学べる内容となっております。
(労組担当:紀三井省次)

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