スポーツと障害者
~パラリンピアン~

相原正道 あいはらまさみち

大阪経済大学人間科学部教授。
官公庁・関経連・万博の有識者委員等を歴任するスポーツの現役大学教授
スポーツに関する時事問題に答えられる関西のご意見番
京都新聞の文化人コラムニストとして連載中。TV出演・著書が多数有。

想定する対象者

一般の方、障害者スポーツ指導者、教職員、人権啓発担当の方々

提供する価値・伝えたい事

パラリンピアンに焦点を当てることによって健常者にもアスリートに対するリスペクトが生まれ 障害者差別をする考えが失くなります。東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の体験から 障害者(パラリンピアンや米国留学中のホストファミリー)に対する具体的なアクションをエピソードを交えてお話しします。

健常者にとって障害者は救済しなくてはならない存在という、過去の教育により無意識につくられた価値観「意識のバリア」があるからこそ生まれてしまうものだ。

この意識のバリアは多くの健常者が持っているものではあるもののです。
このような意識では良い仕事やコミュニケーションはできないということも事実です。
声をかけるアクションが最も大事だということがわかりました。それをお伝えしたいです!

内 容

地上波の場合に顕著なことですが、障害を持ったアスリートをテレビに映す時、障害がある個所はあまり映さず、顔のアップなどに寄りがちです。
でも、スポーツではそうはいきません。例えば水泳などの場合、選手たちは露出の多い状態ですから、当然、足や腕がない選手はそこが映ります。
でも、彼らは障害を障害と思っておらず、自分の条件の中でどうやってタイムを縮めるかということを考えている。
だから我々も、健常者のスプリンターの太ももの筋肉を映すように、堂々と、選手の全身を映すようにしました。

障害を持っていることは事実として受け入れた上で、自分はどうしたらうまくなれるか、どこまで強くなれるのかという、アスリートの本能を持っていることに気づいたことが大きかった。いずれにせよ、健常者にも様々な人がいるのですから、どの世代でも声をかけるアクションをすることが最も重要です。

根拠・関連する活動歴

著書「現代スポーツのエッセンス」における第11章スポーツと障がい者。
オリンピック・パラリンピック招致活動を実践した日本で唯一の研究者。

詳細はこちらのWEBで記述有。 http://webj8.osaka-ue.ac.jp/ouehp/KgApp?kyoinId=ymdygiodggy

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