日本経済の現状と課題
~明るい未来を拓くには~

辛坊正記 しんぼうまさき

経済評論家
経営コンサルタント

提供する価値・伝えたい事

かつて米国をも凌ぐ豊かさを誇った日本経済が1990年代初頭を境に低成長に陥り、リーマンショックによる激震、アベノミクスによる成長、新型コロナ禍による落ち込みと回復といった変動を伴いつつ、いまなお本格的な回復軌道に戻れないのが実情です。

日本を成長軌道に戻すには金融緩和でインフレ目標を追求することが重要だ、国民から円で借金しても政府は破綻しないから財政支出で需要不足を埋めることが緊要だ、いや、構造改革・成長戦略こそが要諦だ、と様々なことが言われます。その一方、金融緩和による円安は日本の購買力を落とし国民を貧しくする、財政赤字の拡大はいつか財政破綻を招く、構造改革による供給力の拡大はデフレを招くだけ、といったことも言われます。一体何が本当なのか。

極端な低金利、大幅な円安、いまや欧米をも超えるインフレ率と20カ月連続の実質賃金の減少等々、目の前にある問題の背景にも触れながら日本経済の現状を分かり易く整理し、明るい未来を拓くため必要な施策の在り方を考えます。

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.