ビジネスのための経営分析

太田康広 おおたやすひろ

慶應義塾大学ビジネス・スクール教授

想定する対象者

経理・財務の専門家以外の経営者や管理職の方を想定しています。とくに損益責任を負っている方、将来、損益責任を負うことになる方、新規事業を立案する方、競合他社を分析するっ立場の方に役に立つ内容です。複式簿記の知識がない受講者を想定しているので、ある程度の実務経験があれば、予備知識なしで受講できます。

提供する価値・伝えたい事

経営者がPDCAサイクルを回していくとき、C(チェック)の段階で使う情報の1つに決算書の数字があります。決算書の数字は、ビジネス・モデルごとに違ったパターンを示しので、「絵」を描くことによって、パターンを読み解き、次のPDCAサイクルにつなげるヒントが得られます。競合他社の特徴、最近、急成長中の企業のビジネス・モデルなどを決算書の数字から読み解くコツを伝えます。

内 容

朝9時から午後5時まで、1日のコースです。(昼食休憩1時間程度。)

【進行例】
決算書の構成
比例縮尺図の描き方
メーカーの決算書
小売り・商社の決算書
インフラ系の決算書
不動産賃貸・金融機関の決算書
連結と持分法
回収サイト支払サイト
デュポン・モデル
(上級デュポン・モデル)
損益分岐点分析
与信判断のための比率分析
キャッシュ・フロー計算書

根拠・関連する活動歴

大手電機メーカー、商社、証券会社、銀行、広告代理店、酒類メーカーなど数多くの企業の経営幹部の1日研修で何十回と実施し、発展してきた内容です。(依頼主の業種に応じて、取り上げる企業や業界を変え、新しい決算や会計基準が出るつど、内容はアップデートしてきています。)

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