気持ちコミュニケーションで人権を守る
~アンガーマネジメントで子どもの育ちを支える方法~

野村恵里 のむらえり

旭川荘厚生専門学院児童福祉学科 特任講師 
colorful communications代表

想定する対象者

保護者・地域・学校・教員

提供する価値・伝えたい事

地域のつながりが希薄になり、子育て困難な時代になってきました。核家族、片親家族、共働き家族が増え、日々の生活に追われる中、地域の行事に参加することも少なくなってきたからかもしれません。
誰かに頼ることもできず、悩みを抱えたまま子育てをすることは、とてもストレスがかかります。親にストレスがかかることで、子どもへのイライラがつのります。イライラをぶつけられた子どもは、外でストレスを発散しようとします。荒れた子どもが増えると、地域の子育て環境は悪化します。
このような悪循環を断ち切ることができなければ、様々な立場の人たちの人権は傷つけられてしまいます。
人権を守るということは、心を守るということです。自分の心、家族の心、友だちの心、地域のつながりのある人々の心、みんなの心が守られることが子どもの健やかな成長につながる環境作りになります。
心を守る環境作りには、それぞれが感じている気持を尊重したコミュニケーションが大切です。自分を思いやり、相手を思いやる気持ちコミュニケーションをとることが、人権尊重の第一歩です。
さらに、自分の怒りと上手につきあうための心理トレーニングである「アンガーマネジメント」で怒りが沸き起こる仕組み、怒りの性質、怒りの対処法を学び、日々活用することで人権破壊の悪循環は断ち切ることができます。
気持ちコミュニケーションとアンガーマネジメントは、親子、地域の関係を好転させる魔法のトレーニングです。

内 容

*気持ちコミュニケーションとは?
→感情タンク
→言葉の語彙を増やす

*なぜイライラするのか?
→怒りの性質
→問題となる4つの怒り
→怒りが沸き起こる仕組み
→自分の気持ちを大切にする
→子どもの気持ちを大切にする

*アンガーマネジメントとは?
→アンガーマネジメントとは?
→衝動のコントロール
→思考のコントロール
→行動のコントロール

*子どもと一緒にアンガーマネジメント
→子どもにアンガーマネジメントを教える意義
→子どもと一緒にできるテクニックについて

根拠・関連する活動歴

北海道・岡山県など保育協議会での登壇
保育書籍、保育雑誌執筆
「保育者のためのアンガーマネジメント入門」「保育者のための子どもの怒りへのかかわり方」(共に中央法規)、保育雑誌「2018年ポット8月号」「2019年ポット2月号」保育情報局6ページ担当(チャイルド社)、新幼児と保育増刊2018夏アンガーマネジメント特集6ページ担当(小学館)
子育て講演会・保、幼、小、中、高、年間50講演に登壇

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