楽しく学ぶ 落語で人生会議とエンディングノート

生島清身 いくしまきよみ

行政書士
社会人落語家(天神亭きよ美)

想定する対象者

シニア層を中心に「人生会議」について学んでいただきたい一般市民の方々

提供する価値・伝えたい事

「人生会議」とは、
人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組み「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」についての愛称です。

人生の最終段階という重いテーマはなかなか口にしづらいもの。でも落語を用いると笑いとともに受け入れていただきやすくなるから不思議です。

私が創作した、相続を切り口に家族や人生について考えていただける落語「天国からの手紙」は、「人生会議」を学ぶきっかけとしてぴったりです。

行政書士の知識を生かした内容ですので遺言書の書き方が出てくる落語ですが、財産のことだけではなく、どう看取ってほしいなど想いを伝えることの大切さを感じる内容で、お母さんが子どもたちに向けたお手紙でホロっとする人情噺となっています。

どなたにも間違いなく「死」は訪れます。これは仕方ありません。「死ぬ」ことなんて考えたくない、でも「死」は見方を変えたら「生ききる」こと。

自分はどこでどんなふうに「生ききりたいか」をよく考え、家族や医療関係者に伝え話し合うことが「人生会議」。自分らしく悔いなく「生ききる」ヒントとなるよう、落語で和んでいただきながら明るくお伝えいたします。

内 容

●創作落語「天国からの手紙」あらすじ●
息子二人、娘一人が見守る中、病室にて母があの世へ。
母は天国へ行き、天国への案内人と出会い、遺産が不動産中心で相続人が複数いると必ず相続争いがあることを聞く。そして、ペットの世話をお願いしている向かいのヨシ子さんに財産を遺したいときは遺言書が必要なことを教えてもらう。天国への案内人の指導のもと自筆証書遺言を作成し、更に息子・娘への手紙もしたためる。手紙には看取りについての考えを伝えてなかった後悔の念も書き記す。遺言書と手紙を病室に置いてきて、すぐに天国の入口に戻り、息子・娘の様子をあの世から見守る母。最初は言い争いをしていた息子・娘も、母からの手紙を読んで改心。思い残すことはもうないと三途の川を渡ろうとする母。そのとき大事なことを思い出す…。

・遺言・家族をテーマの創作落語「天国からの手紙」
・人生会議とは?
・話し合わなければ伝わらない
・自分らしく生きるための「エンディングノート」

根拠・関連する活動歴

2011年10月より、行政書士+社会人落語家(天神亭きよ美)として笑って学べるユニークな落語講演をスタート。北海道~鹿児島県まで全国で講演。2016年9月9日朝日新聞「ひと」欄に「創作落語で「終活」を1万人に伝えた行政書士」として紹介される。

「看取り」を意識した講演実績例
・人生の終わりを考えるフォーラムin豊川(愛知県豊川市)
・滋賀の医療福祉を守り育てる県民フォーラム(滋賀県野洲市)
・「住み慣れたまちで安心して最期を迎える」住民のつどい(滋賀県豊郷町)
・もしもの時に備えて!!笑って学ぶ創作落語講座~在宅療養を考える~(埼玉県鴻巣市)
・落語で終活~最後まで自分らしく生きる~(徳島県徳島市)

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