エモーショナルコンプライアンスの理論と実践
遵守の強制から誇りある行動を導く 
-不正を「やるな!」から正しいことを「やろう!」へ-

増田英次 ますだえいじ

日本国及びニューヨーク州弁護士
増田パートナーズ法律事務所代表パートナー

提供する価値・伝えたい事

コンプライアンスを「人の役に立って嬉しい・誇らしいという気持ちを大切にし、胸を張って利益を出すために必要なガイド」と捉えるのがエモーショナルコンプライアンス(エモコン)です。エモコンは、旧来型の「不正をするな!」といった他律的な管理支配型のアプローチを見直し、「正しいことをしようよ!」という内発的動機に基づいた自立的発展成長型のアプローチへとコンプライアンスを変換するものです。今までのコンプライアンスとは全く異なる視点や概念を用いて、倫理と利益を同時に追求できる新しいアプローチを理論と実践を踏まえて解説します。

また、旧来バージョンに加えてテレワークでも利用可能な新バージョンのVRを用いたエモーショナルコンプライアンスの研修方法についても解説します。

内 容

1.昨今の企業のコンプライアンス体制は本当に機能しているか?

2.従来型のコンプライアンス体制及び研修の問題点
(1)「不正をするな!パラダイム」が幅を利かせている!
(2)「不正をするな!」パラダイムの不都合な事実その1-変化を嫌う
(3)「不正をするな!」パラダイムの不都合な事実その2-脳で理解していても
体には沁み込んでいない
(4)「不正をするな!」パラダイムの欠けている視点その3-「わかっちゃいる
けど変えられない」
(5)「不正をするな!」パラダイムの欠けている視点その4-ゼロ・トレランスで
は通用しない
(6)「不正をするな!」パラダイムの欠けている視点その4-ゼロ・トレランスで
は通用しない

3.エモーショナルコンプライアンスの理論
(1)コンプライアンスは好きですか?
(2)無意識を動かす
(3)「創造的エネルギー発揮機能」を味方にする!
・「好き」なことを行う
・強烈なゴールを設定する
・ハッピーな状況をつくる/ハッピーな環境にいる

4.エモーショナルコンプライアンスの神髄
(1)やってはいけないこと
(2)やった方がよいこと

5.エモーショナルコンプライアンスの総まとめ
(1)ゴールデンペンタゴン
(2)エモコンを支える3軸

6.コンプライアンス研修の在り方
(1)イメージトレーニング・倫理トレーニング
(2)やってはいけない研修
(3)VRを使用した研修の状況・効果

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