『いのちのリセットボタンが見つからない』
~いまここからはじめる生き方リセット~

梶原なおみ かじはらなおみ

Astraea(アストライア)代表
保健室の看護師先生
株式会社SARAYA motherhood アンバサダー

想定する対象者

思春期からAYA世代(39歳まで)の死因の第一位は自殺。
ゲームの様に【いのちのリセットボタン】を簡単に押してしまう。
中学生の言葉「楽しそうな大人がいない、そんな大人を見ていて将来に希望が持てない」ドキッとしませんか?

生きたくてもその願いが叶わずにいのちの終わりを迎えた人や、生きて欲しくて一生懸命にお世話する家族を何人も見てきました。

いのちとは何か? 生きるとは?
医療者として見てきたこと、患者、家族から教えてもらったこと、自らも患者家族になり看取った経験からいのちについて伝えます。
子育てする親、学校教員、学生、これから介護をする・される可能性がある方、医療関係者、大きくは人生を後悔無く生きたいと思う全ての人に聞いてもらいたい内容になっています。

提供する価値・伝えたい事

2022年に自殺した小中高校生の数は過去最多。
そんな簡単な理由?と思ってしまいそうな事で元気な子どもが自らのいのちを落とす。悲しすぎます。
人口は12年連続減少、出生数も年々減少しかし世界1位の長寿国日本。すごくバランス悪くありませんか?

「いのちは大切です」 そんなのあたりまえに知っていると思っていても、改めていのちってなに?生きるとはどういうことって聞かれたら答えることは出来ますか?
自殺をしてはいけません、いのちは大切ですと言うだけでは何も伝わりません。病気のため生きたかったのに叶わなかった人から聞いたいのちの話。看護師としていのちを見てきて感じていること。生きる事を諦めた母の看取りを通して娘の立場で考えたいのちのこと、残される家族の想い。小さな子どもを見送った親の想いなどから、いのちについて今一度考えたくなる話です。

押しつけではなくいのちについて自分で考える機会を持つ。後悔せずしっかりと生きるために今から出来る事、生き方を考える機会を持ってもらいたいと思います。

内 容

母の闘病、看取りで医療者、家族それぞれの立場で考えた実体験に基づくお話をします。

その他、(まゆのゆりかご)のお話なども。
手のひらにのるほどの大きさで産まれてきて一生懸命に生きた後にこの世を去った子どもを納める棺(まゆのゆりかご)。抱っこできる棺を実際に見て、抱きしめてもらい、いのちについて考えてもらう。棺を作った天使ママ・親の想いを伝えて、繋がってきたいのちについて考えてもらいます。

話から聞いた人それぞれが考える事が出来る時間を提供します。
これからの生き方を自分で決める事が出来るようにリセットは後悔や諦めではなく今これからを生きるためにするものであるという気づきを持ってもらいたいです。

根拠・関連する活動歴

看護師歴37年(うち18年間が学校教育)に携わってきた中で子ども達を取り巻く環境は著しく変化している事を強く感じます。
*子どもが目にする情報の量に見合わない教育のあり方。
*大人も学んでいないため知識が追いついていない。
*いのちについて正しく学んでいないため軽視されている。
*他人と比較される(する)事が多く自己肯定感が育たない。
*上手く行かないことの解決法はゲームのように簡単にリセットボタンを押す
*将来どうありたいかよりも今ここの嫌なことしか見ない視野の狭さ。
*人生100年の長寿といわれても病院で寝たきりのまま息をしているのは生きている事になるのか?
いのちに直結する場にいてずっと疑問に思ってきたこと、感じたこと、これからの生き方など。誰かの押しつけやまねではなく自分で考え決めてより良く生きるために、いのちを考えるために実体験を聞いてもらうことで皆さんに考えてもらうそこから自分のより良く生きる方法を見つけてもらいたいと思います。

■過去の講演
「今をどう生きるか」「人生100年時代」「自分を大切にする」「幸せを科学する」「人はどう生きるのか」など

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