人権を守るということ
人権意識の第一歩

オスマン サンコン おすまんさんこん

ギニア大使館 顧問
日本ギニア友好協会 広報官

内 容

人権とは何か。最初に考えることは命の大切さを考えることだとサンコンは語ります。

アフリカ人は長い差別の歴史の中にあり、現在もその中にあると言われています。
日本人の価値観、欧米の価値観、アフリカの価値観。
想像以上に世界の価値観は違います。

そういった様々な価値観の存在する中で、最初に考えることが、
まずは自分の命を大切にすること。それから家族の命を大切にすること。
そしてそれが隣の家族、住んでいる町、国に拡がり、世界中のみんなの命を大切にしようと考えることが、人権意識の第一歩と考えます。

究極の人権侵害は戦争です。
戦争の前には、差別どころか、人権もすべてどこかへ飛んでしまいます。

今、アフリカ諸国はさかんにロシアへ外交団を送っています。
戦争のため、ウクライナからの穀物供給はとまり、エネルギー資源の輸入も滞り、飢餓の状態が拡大してしまっています。
明日食べるもののない状況下では、人権に意識を割くこともできないでしょう。

人権を守ることの第一歩が命を大切にすることであり、平和をこよなく愛するサンコンならではのグローバルな視点で語ります。

また当時でも問題視された「暗闇にサンコン」という仕事をなぜ引き受けたのか
互いを認め合うということは、どういうことなのか
今の視点で改めて語ります。

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