想定する対象者
まずは ADHD当事者である私・君塚匠がADHDで生きづらさを感じている人々を受講者として想定する。しかし、この講演は大河の一滴であり、 ADHDからストーリーは広がり「人生」に生きづらさを感じている人達にも届けたい。病気、失業、家庭不破、など、苦しんでいる人に実体験をもとに説得力あるエールを送りたい。
一方で発達障害・ADHDに関心のある教育関係者、医療福祉従事者、企業の人材育成担当者、当事者の家族、または「創作と多様性」に関心のある一般社会人・学生など。
提供する価値・伝えたい事
「生きづらさ」は武器になる。 ADHDという障害を創作に活かしながら、テレビ・映画業界で35年以上生き延びてきた経験から、「自分らしい働き方」「周囲との向き合い方」「多様性を受け入れる組織のあり方」についてこれまでの経験をユーモアを交えて伝えます。自己理解と他者理解のヒントを提供します。「自分と他人を比べる」ことではなく「昨日の自分と今日の自分と比べ」少しでも自分が成長して前進しているかをテーマとした人生構築をすると生きやすくなると伝えたい。
内 容
【講演タイトル例】
「ADHDでも、だからこそ創れる ~映画監督という仕事と私の脳~」
【進行例】
自己紹介と青春時代に感じた生きづらさの葛藤。(幼少時代。学校生活で ADHDの症状が出てまともに授業に向かえなかった。イジメ。母の私への不安。社会人になり、テレビディレクター→ドキュメンタリー大親友の死→実体験映画映画『喪の仕事』)
ADHDの診断と、それまで感じていた“違和感”
ADHDが創作にどう影響したか(強みと弱み)
多様性のある職場環境づくりへの提言
差別と偏見
ADHD映画『星より静かに』で25年ぶりに劇場映画に復活。監督・脚本そして主演までした大切な作品。同時期に上梓した自伝本『もう一度、表舞台に立つためにーADHDの映画監督 苦悩と再生の軌跡ー』は大竹まことの「ゴールデンラジオ」に私が出演して、トークをして話題になった。
質疑応答(当事者・家族・教育者からの質問に答えます)
※上映素材(短い映像)や具体的エピソードも交えながら展開可能。
根拠・関連する活動歴
自らがADHD当事者であるという“内側”の視点と、長年のテレビ・映画業界の実務経験という“外側”の視点を併せ持つからこそ、「障害を語る」だけでなく、「どう社会と接続するか」「働く現場でどう工夫するか」という具体的な知見を提供できます。
また、東京服飾専門学校のモデル科で「映像表現」を定期的に学生達に教えているので、メディア業界における人材育成・チーム運営経験も豊富です。
業務外の講師への取次は対応しておりません。