君塚 匠
きみづかたくみ
映画監督 作家 ADHDの創作者



講師ジャンル
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社会啓発 | 人権・平和 |
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君塚 匠のプロフィール
映画監督・テレビディレクター・ADHD当事者。
1964年生まれ。日本大学藝術学部映画学科監督コース卒業。フジテレビの取材ディレクターを経てテレビマンユニオンへ。以後、映像の現場で35年以上のキャリアを重ねてきました。映画、テレビドラマ、ドキュメンタリー…そのすべてにおいて、「人間の死と痛みと希望」を描き続けてきました。
◆ ADHDという“生きづらさ”とともに──
私は自身がADHDの当事者です。
じっとしていられない、物忘れがひどい、社会のリズムにうまく乗れない…。
子どもの頃からその特性に苦しみ、時に人間関係が壊れ、仕事を失い、借金に追われ、すべてを失いかけたこともありました。
それでも私は、もう一度「表舞台」に立つことを選びました。
2024年に公開された映画『星より静かに』では、監督・脚本・主演を自ら務め、自身のADHDを真正面から描いた異色のドキュメンタリードラマを完成させました。この作品は多くの共感を呼び、第49回湯布院映画祭でクロージング作品に選出されるなど、各地で話題を呼んでいます。
同時に出版した自伝的著作『もう一度、表舞台に立つために ― ADHDの映画監督 苦悩と再生の軌跡 ―』(中央法規出版)は、ただの“成功物語”ではありません。人生の底を這うように生きた人間が、何度も挫折しながら再生へと歩んだ、リアルな「生き直し」の記録です。
◆ 講演テーマ
講演では、自身の経験から得た「生きづらさ」との向き合い方、そしてそれをどう創作に昇華してきたかを、ユーモアと切なさを交えて語ります。
こうした話題を通して、ADHD当事者だけでなく、借金・病気・離別・孤独など、さまざまな困難を抱えるすべての方々に向けた「再生の物語」をお届けします。
◆ エンターテインメントの現場で培った「語りの力」
私はこれまで、映画『喪の仕事』を筆頭に5本の劇場映画を監督・脚本し、NHK『小野田さんと、雪男を探した男』では放送文化基金賞・ATP賞を受賞しました。2023年には『6,000曲のパレード 作曲家・梶浦由記』の企画・ディレクターも担当。
現場の裏側や、自らが主演した際の大失敗談まで、「映像の世界のリアル」を臨場感たっぷりに語ります。最新映画『星より静かに』では上映後の講演やトークショーを多数こなして高評価を得る。真剣さとユーモアを併せ持つ“唯一無二の語り手”として、聴く人の心に確かな勇気と笑いを届けます。
◆ 著書
『もう一度、表舞台に立つために ― ADHDの映画監督 苦悩と再生の軌跡 ―』(中央法規出版/2025年)
『6,000曲のパレード 作曲家・梶浦由記 異才の流儀』(NHK出版 /2024年)
講演タイトル例
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- ADHD映画『星より静かに』の上映後の君塚匠の講演写真
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- トークショーの模様の写真
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- 東京服飾専門学校でモデル科の学生に「映像表現」という科目を教える君塚匠
著書・著作紹介
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- もう一度、表舞台に立つために: ADHDの映画監督 苦悩と再生の軌跡|(2025-06-27)
- 6,000曲の“パレード” 作曲家・梶浦由記 異才の流儀|(2024-07-25)
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