菱田信也　ひしだしんや

脚本家、劇作家、演出家。

ドラマ、お笑い、舞台など、芸能界を支えるスタッフの仕事を熟知。とくにトップクラスの女性プロデューサーの強い生き方や仕事術など、生き抜くヒントやエールを送る。またスタッフなど人材育成においても経験が豊富。実姉は宝塚歌劇団　元雪組組長（現・専科）の箙かおる。

タレント・芸能関係者作家

文化・教養演芸・演劇

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菱田信也のプロフィール

■経歴
神戸市出身
大学在学中に桂三枝（現、六代桂文枝）原作演劇「チンピラエレジー」脚本・演出でデビュー以来、テレビ番組・イベント構成、劇作演出、ドラマ脚本などを幅広く手がける。活動のフィールドはお笑いから現代演劇まで多岐に渡り、近年は著述家として小説「再生の町」（ＴＡＣ出版）、エッセイ「震災脚本家　菱田シンヤ」（エピック）などを出版、神戸新聞紙上にエッセー「随想」連載など執筆。
１９９５年、阪神淡路大震災の体験をふまえ、地域の文化芸術振興にも参画、「神戸の劇団ｖｉｎｔａｇｅ」を主宰。また２０１５年「三木市市制６０年記念事業」舞台「虹、つどうべし」（原作/玉岡かおる）の脚本・演出を担当。後進の指導も積極的に行い現在「大阪アニメーションスクール専門学校」アニメ声優コース、、「ＹＣＣよしもとクリエイティブカレッジ」では放送作家コースをそれぞれ講師担当している。

■受賞
９９年「グランドロマン」にて上岡竜太郎主催「第９回上岡演劇祭」脚本奨励賞
０１年「いつも煙が目にしみる」にて尼崎市主催「第一回近松門左衛門賞」優秀賞
０６年に「パウダア～おしろい」にて読売新聞社主催「第５７回読売文学賞」戯曲・シナリオ部門受賞。

■主なテレビ、ラジオドラマ脚本
「ジウ～警視庁特殊犯捜査係」（テレビ朝日／黒木メイサ、多部未華子、城田優　ほか）
「再生の町」（ＮＨＫ大阪／筒井道隆、岸部一徳、牧瀬里穂、近藤正臣　ほか）
「オトコマエ！」「オトコマエ！２」（ＮＨＫ／斉藤工、福士誠治、柴田恭兵　ほか）
「西村京太郎サスペンス／狙われた男」（フジテレビ／仲村トオル　ほか）
「ゲンエイ」（ＡＢＣ朝日放送）
「アニメ声優・浪川大輔のＰＯＲＴ　ＴＯＷＮ　ＳＴＯＲＹＳ」（Ｋｉｓｓ－ＦＭ　ＫＯＢＥ／浪川大輔　ほか）
２０１５年７月２７日、ＴＢＳ「月曜ゴールデン／遺品整理人　谷崎藍子５～遺体なき殺人」
（高畑淳子、石田ひかり　加賀まりこ　ほか）脚本担当。

■著書
『芝居小屋戦記』（苦楽堂 2020年）