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岩田 稔 いわたみのる

元プロ野球選手(投手) 野球解説者、野球評論家 阪神タイガース球団「コミュニティ・アンバサダー」

1型糖尿病を抱えながらも、関大野球部を経て、2006年から阪神タイガースで16年間にわたってプレー。日本シリーズでの登板やWBC日本代表として世界一にも輝く。21年現役引退後は、1型糖尿病の啓蒙活動や社会貢献活動の続行、野球解説・評論、阪神タイガース「コミュニティ・アンバサダー」等で活躍中。

スポーツ関係者・指導者
意識改革 健康
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岩田 稔のプロフィール

■経歴
1983年大阪府出身。
大阪桐蔭高2年の冬にウイルス感染が元で1型糖尿病を発症。卒業後は社会人野球チーム入団予定であったが、1型糖尿病の影響で白紙に戻ったことから、関西大学に推薦入試で進学。
2005年のプロ野球大学・社会人ドラフト会議で、希望枠によって阪神タイガースに入団。
2008年、プロ入り後初の開幕一軍入り。2009年には、第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出。日本代表の2大会連続2度目の優勝に貢献。
2010年は左肘故障により、手術・リハビリに専念。シーズン終了後フェニックス・リーグ最終戦に復帰。
2014年、シーズン初勝利。2015年、レギュラーシーズンを通じて先発ローテーションに定着。
2017年、一軍監督の金本知憲から第1クールのMVPに選出。
2020年、阪神タイガース一筋の生え抜き選手としては現役最年長の投手となる。
2021年現役引退。
2022年、阪神タイガース史上初の「コミュニティ・アンバサダー」(CA)として球団の内外で活動。
現役時代から携わっている1型糖尿病の啓蒙活動や社会貢献活動を球団公認の下で続けるほか、テレビ、ラジオ、新聞などの野球評論家としても活動。

■1型糖尿病啓蒙・社会貢献活動について
現役時代は「同じように糖尿病と戦っている人たちを自分が頑張ることで勇気づけていきたい」と語り、シーズン中には糖尿病を患う少年たちを阪神甲子園球場での阪神主催試合観戦と交流会に招待。
2013年、糖尿病患者に対する慈善活動が評価され、阪神球団「若林忠志賞」授与。
2017年、報知新聞社から第19回ゴールデンスピリット賞授与。
2021年日本糖尿病協会から「ガリクソン賞」授与。
2017年、Ⅰ型糖尿病根治を目指す研究への助成を目的に、NPO法人日本IDDMネットワークと共同で「岩田稔基金」を設立。

■著書
『やらな、しゃーない! 1型糖尿病と不屈の左腕』(KADOKAWA/2016年)

講演タイトル例

意識改革 「やらな、しゃーない!」
~逆境に負けない岩田流セルフマネジメント

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