内田 良 うちだりょう
名古屋大学大学院教育発達科学研究科 教授 博士(教育学)
名大大学院教育発達科学研究科で児童虐待を研究。専門は教育社会学。学校のなかで子どもや教師が出遭うさまざまなリスクについて、調査研究ならびに啓発活動をおこなっている。ヤフーオーサーアワード2015受賞。著書『学校ハラスメント』『ブラック部活動』『「児童虐待」へのまなざし』他、共・編著多数。
内田 良のプロフィール
■経歴
1976年 福井市生まれ。
1998年 名古屋大学経済学部卒業。
2003年 同大学院教育発達科学研究科博士課程修了。
「児童虐待」の経験に関する社会学的研究 当事者の援助に向けた基礎視角」で博士(教育学)。
2006年 愛知教育大学教育学部講師。
2011年 名古屋大学大学院教育発達科学研究科教育科学専攻相関教育科学講座 准教授
同大学院教育発達科学研究科で児童虐待を研究。
2012年度の中学校武道必修化を前に、死亡事故が多発していた柔道事故防止を啓発。
2014年から年間約8500件の事故が起きていた組み体操事故の危険性も訴え、2016年に文部科学省が注意喚起を促し話題となる。同内容の啓発記事を「ヤフーニュース」で発信。
2015年 社会に影響を与えた書き手に贈られる第1回「ヤフーオーサーアワード」を受賞。
2022年 同 教授。
■著書
『部活動の社会学―学校の文化・教師の働き方』(岩波書店 2021年)
『学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動ーなぜ教育は「行き過ぎる」か』 (朝日新書 2019年)
『ブラック部活動』(東洋館出版社 2017年)
『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』(光文社新書 2015年)
『柔道事故』(河出書房新社/2013年)
『「児童虐待」へのまなざし―社会現象はどう語られるか』(世界思想社/2009年)
■共・編著
『教師のブラック残業「定額働かせ放題」を強いる給特法とは?!』(斉藤ひでみとの共著/学陽書房/2018年)
『ブラック校則 理不尽な苦しみの現実』(荻上チキとの共著/東洋館出版社/2018年)
『教育改革の社会学 犬山市の挑戦を検証する』(苅谷剛彦、堀健志共編著/岩波書店/2011年)
『教育改革を評価する 犬山市教育委員会の挑戦 検証地方分権化時代の教育改革』(共著/岩波ブックレット/岩波書店/2006年)
講演実績
弊社での実績
会合名 | 地域 | 主催窓口 |
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研修会
<受講者への貢献> 内田 良先生の講演は、とてもわかりやすく 実際に…. | 大阪府 | 学校・PTA |
教育セミナー(教師の働き方改革)ハイブリッド形式
<受講者への貢献> とても気さくに対応いただき、過去の講師の中でも、一…. | 岐阜県 | サービス業 |
講演タイトル例
教育・青少年育成
学校のリスクを見える化する
~働き方改革の視点から~
学校教育はこれまで、「子供のためにお金や時間に関係なく働く」という献身的教師像を軸に成り立ってきました。 そうした学校文化は、教育活動にともなうコストやリスクを見えなくさせてしまいます。最新のエビデン...
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