人権と差別について

中村敦夫 なかむらあつお

元参議院議員・俳優・作家
日本ペンクラブ理事・環境委員長

提供する価値・伝えたい事

人権という理念は、18世紀の末に芽生え、19世紀にヨーロッパを中心に形成されました。
しかし、国際的に普遍的な道義として公式に認知されたのは、1948年の国連第3回総会における「世界人権宣言」です。まだ半世紀ちょっとしか経っていない若い理念で、世界レベルではまだまだ成熟していません。
また、差別は人権を侵害する最も大きな現象ですが、これは権力が推移してきた歴史的背景に密接に係わり合うものです。しかし、権力が目指すものは、富の独占であり、人権侵害と差別の根本原因は「富の分配」にあります。

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.