100人の村、あなたもここに生きています

池田香代子 いけだかよこ

作家、翻訳家

提供する価値・伝えたい事

ひとりひとりが大切にされない状況の最たるものが戦争です。
戦争は、戦場で始まるのではありません。人の心の中で始まります。
ひとりひとりを大切にしない心の中で、つまり人権を軽んじる心の中で、戦争は始まるのです。

内 容

「世界がもし100人の村だったら」は、いろいろな人がいるということを知り、受け入れあうことを呼びかけている。わたしにとってわたしが大切なように、だれもがその人にとって大切なのだということを踏まえないすべてのことは誤りであり、そこへとミスリードする言葉は嘘でぬりこめられている。嘘を見抜く力がますます大切になってくる。
戦争で、まず一番ひどい目にあうのは、外国籍の人、心身に障害のある人、貧しい人だが、最後にはだれもがひどい目にあう。だから、人権を脅かされている人々は自分とはかけ離れていると思っていると、いつのまにか自分自身が同じ目にあっている。
人権(私が私であるためにしたくないことをしない自由,したいことをする自由,他の人の同じ自由を侵害しないことに裏打ちされた私たちの自由)を守ることは、戦争をしない決意でもある。

根拠・関連する活動歴

『世界がもし100人の村だったら』の印税で「100人村基金」を設立。日本国内の難民申請者の支援活動や、パレスチナに給水タンクを贈るNGO・ネパールの小学校などを支援している。

スタッフからのコメント

「生徒たちは深い感銘を受け、一様に視野を広げることができた。また自身を客観的にとらえ自信を取り戻すことができた。」
「自身と世界の人々の人権について具体的に考えを深められた。これまでとは違った観点から社会を見ることができるようになった。」
お寄せ頂いた感想の一部です。情報が溢れている現代ですが、子ども達が世界の実情を知る事は意外にありません。子ども達が今知るべき世界の実情と、日本で生活している事の価値について、優しく、分かりやすくご講演いただきます。

(学校・PTA・教育委員会担当  岩本:記)

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