いのちを見つめて
~ 心の危機と再生の道 ~

柳田邦男 やなぎだくにお

ノンフィクション作家

想定する対象者

一般市民、教職員、PTA、行政関係の方々など

提供する価値・伝えたい事

ある高齢者の施設にこんな言葉が張り出されていました。
「たった一言が人の心を傷つける、たった一言が人の心を温める」
その施設の介護士さんは、「ごめんね」「ありがとう」といいながら、お年寄りのお世話をされていました。介護をしてもらっている方が言うのならわかるのですが、何故なのでしょうか。聞くと、「ぐっすり寝ているところを起こして"ごめんね"、体位交換の時に私がやりやすいように、身体を動かして協力してくれて"ありがとう"」 こんな風に自然に出たほんの一言でしょうが、本当に心温まる言葉です。言葉の大切さです。

またネット・ケータイ社会が与える、子ども達への影響についても社会的な問題となってきています。
機械を介してのコミュニケーションばかり、バーチャルな世界に長年いると、心が成長しません。人と人の生身のコミュニケーションこそが心の成長を促すのです。

戦争にしろ民族紛争にしろ、いじめに対する仕返しにしろ、双方に理由や言い分があるでしょう。しかし、それでは際限のない暴力と殺し合いの連鎖となってしまいます。その惨劇と悲劇のくりかえしを断つにはどうすればいいのでしょう。それはまさに現代に生きる人間の課題です。

(当社講演レポートより)

内 容

・震災と被災地の子どもたちの支援活動
・ある訪問看護師の死
・人の心を突き動かすもの
・被災者の立場、視点で考えること
・格差社会と人間性のゆがみ
・効率主義の進行がもたらしたもの
・子どものこころの発達において大切なものとは
・秋葉原事件の教訓
・ネット社会とコミュニケーション不足
・ネット社会と差別、いじめの深刻化
・中高生の依存症、52万人
・現場教師が嘆く「子どもたち同士の人間関係」
・ヘイトスピーチ 等

(当社講演レポートより)

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