学習障害が教えてくれたこと
~寄り添う心の大切さ~

南雲明彦 なぐもあきひこ

明蓬館(めいほうかん)高等学校
共育コーディネーター

想定する対象者

福祉関係者・医療関係者・看護関係者、学生の皆さま など

提供する価値・伝えたい事

10代後半に精神障害を発症し、21歳で学習障害とわかりました。
精神障害は過去のものとなりました。それらの経験を通じて、たくさんの人たちと出会いました。その中には忘れることができない人がいます。

自分の未来をとことん信じ、寄り添ってくれる人がいるだけで、こんなにも人は強くなれるのだと知りました。悲しみや悔しさを越えたら喜びが待っていることを知りました。その人との土台には「揺るぎない信頼関係」がありました。心を揺さぶる言葉がありました。

自分の経験だけではなく、全国をまわる中で出会ってきたさまざまな人たちの経験もふまえて、「寄り添うとは?」を皆さんとご一緒に考える時間にしたいと思います。

スタッフからのコメント

患者さんには色々な症状等を抱えた方が多くいらっしゃいますが。目に見えない障害もございます。

その中の一つのに「発達障害」があります。

一般市民対象に講演会を行うと非常に多くの人が集まり、主催者側でも発達障害の関心の高さを改めて感じるということです。

看護の世界、医療の世界で働いていらっしゃる皆様も、これから理解していくことがとても必要な事だと思います。

実際に実施された看護専門学校からは、「講師の体験談を通じての貴重なお話が聞けて、これからの看護師としての仕事に役立てたい」といった感想をいただいております。

経験した方で無いと分からないお話を聞き、これからのご自身の仕事等に活かしていただければと思います(石川有信)

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