フクシマで起きているおかしなこと

黒沢賢一 くろさわけんいち

教育プランナー
私塾主宰

想定する対象者

・福島第一原発事故のその後を知りたいと思うすべての方々
・防災、災害、原発事故に関心がある一般市民
自分たちが住んでいる町や近隣に原子力発電所があり、福島第一原発と同じような事故が起きる不安があり、事故にどう備え、事故が起きた場合には、どのように行動したらよいか、対応策の検討が迫られている。

提供する価値・伝えたい事

福島第一原発事故の原因究明も進まないうちに、原発再稼働の動きが活発になっています。この講演では、福島第一原発事故を間近に経験し、放射能のために避難生活を強いられた講師が、それまで予期してなかった原発事故に直面して学びとった、原発事故後の対応策と自らの命と健康を守り抜くための教訓を、具体的な体験談をお話しながらお伝えします。また、福島第一原発の現状と、今なお、放射能の不安を抱えながら暮らし続けているフクシマの人々の様子、その思いを紹介していきます。

内 容

1.はじめに

2.原発事故の教訓

 原発事故が起きても、福島の人々には、その真実が伝えられず、人々は、無用な被ばくをさせられました。原発事故後、情報はどのように伝えられ、人々はどう避難したのか。今後、原発事故が起きた場合に、自らの命と健康を守り抜いていくための知恵を、体験談を紹介しながら、わかりやすくお話します。

3.原発事故後のフクシマ

 原発事故後、フクシマは一変しました。放射線量を測定しながらの生活。これまで食べることができた野菜や果物が、放射能のために食べられなくなり、今もふるさとに戻れず15万人もの人が避難生活を続けている現実。除染のために、全国から作業員がかき集められ、体感治安は悪化。廃炉まで40年かかると言われる福島第一原発は、ほんとうに収束させられるのか。マスコミが決して伝えない原発事故の現在を、リアルにお伝えします。
 
4.おわりに

根拠・関連する活動歴

2011年3月に東日本大震災、そして原発事故を経験し、放射能のために避難生活を強いられる。その後、町を再興させるためにいわきに残り、事故を起こした福島第一原発から40キロの地点で、復興活動を続け、語り部として、原発事故の教訓を全国の人に伝える活動も始める。

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