孤立と虐待のない街づくり
~傷つく子どもを支えるためにできること~

石川結貴 いしかわゆうき

ジャーナリスト

想定する対象者

保護者の皆様、地域で福祉活動等に携わる皆様(民生委員、児童委員の方々等)、教職員の皆様

提供する価値・伝えたい事

増加の一途を辿る児童虐待。悲惨な状況を防ぎ、子どもたちの健やかな成長を見守るためにいったい何をすればいいでしょうか。
親の育児不安や経済的困窮、人間関係の希薄化など虐待の背景は複雑です。まずは現状を認識し、問題への理解を深めましょう。

たとえば地域で「迷惑な子」、「変わった子」と見られる子どもが実は虐待の被害者で、家から追い出されたりしています。
外から見ると教育熱心な保護者が、我が子に過度な期待や要求を押しつけ、
思い通りにならないと暴言、暴力などをふるうケースもあります。
ひとつの視点だけでなくさまざまな角度から考える、虐待の問題に対するときにはこうした姿勢が不可欠です。

また、虐待がもたらす影響は大切な子ども時代に深い傷を残すだけでなく、その後の就学や就労にも問題を生じさせます。
崩壊した家庭環境で育ったことで基本的な学力や生活習慣などが身につかず、結果的に社会に適応できない場合も少なくありません。
人の一生に深刻なダメージを与えかねない、だからこそ早期に問題を発見し、対応していくことが求められます。

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