バリバリじゃない女性のワーキングスタイル

柴田登子 しばたたかこ

国家資格キャリアコンサルタント
スピーチ・プレゼンテーション講師

想定する対象者

・正社員でも一般職で企業に勤務する女性
・派遣社員、契約社員、パート、アルバイトなど非正規従業員の女性。
・仕事はしたいけど男性と同じように「バリバリ」働きたいわけではない女性。

提供する価値・伝えたい事

ウーマノミクスは女性の社会進出の背中を押してくれます。ただ、その施策の多くが女性も出世し、バリバリ働き、子育ても家事も同時にきっちりやる、そんな「スーパーキャリアウーマン」を支援するばかりです。
出世しなくても、バリキャリにならなくても、サポート的な仕事をするだけで満足、子育てを優先させたい、または非正規の仕事についてプライベートを充実させる生活を過ごしたい、そんな女性は今後は受け入れられないのでしょうか?働く女性は全員バリバリやらないとダメなのでしょうか。

この講座ではそんな女性たちが自分の働き方の意義をみつめなおし、自分たちが社会にとってどのように必要な存在であるかを議論し、確認します。そしてそんな女性の働き方に自信を持ち、バリキャリとは別の手段で女性活用におけるの多様性一端を担っていることを認識。今後自分なりにどう社会に関わっていくかを一緒に考えます。

内 容

参加者全員にマンダラートまたはジョブカードを記入してもらい、今までのキャリアやライフスタイルの棚卸しをしてもらいます。

内容をグループごとにシェアし、勤務先やコミュニティとご自身がどうかかわっているかをフィードバックを得ながら整理していきます。

ご自身の整理ができたら、今度はどのように今の働き方が社会貢献や女性活用に役立てられるのか、グループディスカッションします。

(例えば、保育所の設立や子育て支援の施策など、どんな働き方にせよ女性労働者人口が増えれば支援の方法も増え、それがひいては女性管理職増加の一助となる可能性にもなる、など)

このようなディスカッションを踏まえて、今後のライフプランや人生の目標を最後に設定します。

根拠・関連する活動歴

私自身が元は金融機関の一般職。しかも夫の転勤に帯同し、20年間ずっと非正規で働いてきました。
だからこそ、そんなバリキャリではない女性労働者がいままでも、これからも必要であることを、その需要を実感しています。そして、全員バリキャリを目指してしまっては、女性労働者数の総数はきっと減ってしまうとも思っています。女ライフスタイルに合わせ、働き方に多様性をもたせることで、女性活用はもっと進展するはずであると実感しています。

多数の、他地域での転職や起業そしてキャリアカウンセラーとしての支援活動の経験から、多方向で女性の働き方へのアプローチができることも上記の内容を伝えていくために役に立つと思います。

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