日本のポピュラーカルチャーをフェミニズムが評価すべき5つのポイント

佐倉智美 さくらともみ

作家
NPO法人「SEAN」理事
甲南大学非常勤講師

想定する対象者

ジェンダー問題や男女共同参画にに関心が高く、日本のマンガ・アニメの内容は女性差別的なのではないかと疑念を抱いている人

自身が楽しんでいる作品やそのキャラクターが、しばしば女性差別的ではないかと一方的に指弾されることにモヤモヤしている、日本のマンガ・アニメの愛好者

提供する価値・伝えたい事

日本のポピュラーカルチャーをジェンダー観点で精査する際の多面的・複層的な視点が得られる

女性差別的だと短絡されやすい描写の中に、じつは逆にジェンダー平等に資する先進的な内容があることを発見できる

「男女の対立」構造に回収されてしまいがちな「フェミ VS オタク」の論争への俯瞰的な立ち位置を得ることで、両者の相互理解を取り持つ姿勢や、より豊かな男女共同参画社会への展望を得られる

内 容

導入

実例ケーススタディ
↓(いくつか)
女性キャラの主体性~リーダーシップのロールモデル
女性どうしの親密圏の価値が描かれる
ありのままの受容・自己肯定・多様性
ケアの倫理で戦う変身少女ヒーローが「公的」な問題をも解決
など(適宜交互に)

ふりかえり・まとめ

根拠・関連する活動歴

ジェンダー論を学修して得た知見をもとに、また自身のトランスジェンダーとしての体験もふまえたセクシュアリティ論への造詣も活かし、ポピュラーカルチャーにおける性別役割の超克や性の多様性描写を分析します。

直近では、摂津市男女共同参画センターでの連続講座の1コマ「ジェンダー視点で読み解く日本のポップカルチャー論~注目の5つのポイントとは」を担当しています。

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