【人権学習・総合的な学習】
人権学習で、生き方・夢を考えよう!
知識理解だけの学習→自分と出会う、仲間と出会う学習へ

橋本巧一 はしもとこういち

教育アドバイザー
元 小学校校長

想定する対象者

教職員、保護者・PTA、人権研究団体、教育委員会、市民

提供する価値・伝えたい事

人権学習に取り組む時、ことの重大性から、肩に力が入りお説教っぽくなっていませんか?
人権課題についての、正しい理解はもちろん大切ですが、子どもたちの感動・共感につなげることで、一番大切な視点“自分の問題”になります。

“自分の問題”になった時、自分の生き方を見つめ、これまで気付かなかった自分の良さや夢にも思いを馳せ、仲間の新しい姿と出会う学習にもつながります。

内 容

人権学習を深めるのは、学習そのものの展開も大切ですが、自分の考え・本音を語れる集団を育てることが大切です。日常の学年・学級経営で、取り組みの中で、どのようなことに留意するのか、実例を紹介します。

人権学習のねらいをどのように設定すれば、知識理解だけにとどまらず、子どもの感動や共感に高まり、“自分の問題”になるのか、人との出会い方を焦点に、ねらいや具体的な展開について、実例を通して考えてもらいます。

人権学習を通した成長や自信が、より確かなものになるよう、保護者や地域とつながった取り組みも大切です。「父母の労働」「国際理解」「福祉」「平和」「進路」等、子どもの発達段階に応じた実例を通して、自分と出会う仲間と出会う、保護者・地域と協働した学習の進め方・展開を紹介し、考えてもらいます。

根拠・関連する活動歴

・松原市立布忍小学校に教諭として14年勤務。
 大阪府同和教育研究協議会事務局指導員(3年)
 大阪府教育センター指導主事(3年)
 松原市教育委員会指導主事(3年)
 松原市立天美西小学校教頭(1年)
 松原市教育委員会(7年、参事・課長・次長・部長を歴任)
 松原市立天美小学校長(3年)
 小学校に赴任以降、人権教育を柱とした教育実践、「課題の大きな子を中心に、全ての子 が成長できる仲間づくり」にこだわって実践・指導を進める。

<研究発表・執筆等>
・第39回全国同和教育研究大会 全体会 特別報告、他全同教(現全人教)、大同教(現 大人教)、大阪府外教での報告多数
・大阪府人権教育読本 にんげん 指導の手引き
・新訂 にんげん 実践の研究と展開(小学校5年編)「仲間の本音を出しあうことから  教材◇切られた心」(明治図書)
・人権教育読本 にんげん 指導の手引き ひと ぬくもり-小学校3・4年- 「公園」、  ひと つながり-小学校5・6年- 「みえないって どんなこと?」(明治図書)
・共著:紀要 部落解放研究 第112号 フリー・ボード/「ぬのしょう、タウンワー クス」新しい人権学習の展開ー国際理解教育の取り組みを中心に (解放出版社)
・書評:「ちがうからこそ豊かに学びあえる 特別支援教育からインクルーシヴ教育へ 」堀 智晴 編著(明治図書)(雑誌:解放教育にて)

<講演・助言>
・大阪府内の市教委、小中学校及び人権研究会での講話・指導助言
 様々な学校で、年間を通じた授業・人権学習の協働研究
・三重県・奈良県・兵庫県・鳥取県・福岡県・熊本県・大分県・徳島県・香川県・高知県 等での教育委員会・県人教・市人教での講話
・大阪教育大学教育実習オリエンテーション・同和教育と子どもの実態(5年間)
・障がいのある生徒の就労と企業の社会貢献を考える人と仕事をつなぐ集い(2012)(大 阪府・大阪府教育委員会・大阪市・大阪市教育委員会)
・阪急阪神ホールディングス社長会及び阪急電鉄課長研修
・大阪教育大学付属平野小学校社会科助言者(平成28~30年)

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