【障がい者・福祉】
全ての人が、幸せになる社会への挑戦
~ダウン症児の保護者として問われたこと~

橋本巧一 はしもとこういち

教育アドバイザー
元 小学校校長

想定する対象者

当事者保護者・保護者・市民・企業関係者・学校・教育委員会

提供する価値・伝えたい事

障がいのある子を授かった時、多くの保護者は立ち止まります。しかし、時間が、何より我が子そのものの愛おしさから、受容が始まります。

障がいのある子ども、保護者・家庭は、何につまづき、悩み、そして、一歩ずつ成長するのか、出生・告知・受容、保育所・学校の入園・進学、さらには就労といった具体的場面での葛藤について、考え感じてもらいます。

障がい者問題は、結局、私たち一人ひとりがどのように生きるかという課題と重なります。学校教育の役割、就労の意味、我が子の悩みや課題と重ねて、参加者一人ひとりの生き方と重ねて考えていただきます。

内 容

我が子が“ダウン症”と知った時、眠れず誰にも言えない日々が続いた。
出生3日目、名前のまだ決まっていない我が子へ、妻が書いた七夕の短冊。「健康で元気な子どもに育ちますように」に、止めどない涙があふれた。

検査で“ダウン症”が確定し、妻と涙ながらに語った「しゃべれようがしゃべれまいが、歩けようが歩けまいが、私たち夫婦の家族のかけがえのない子ども」かけがえのない子どもとして、家族で歩んだ道のりや願い。それは、障がいの有無を超えた普遍的な家族の姿や道のりでもありました。

人生のステージで最も長い、学校教育終了後の就労。“障がい”による、就労そのものの困難さや、就労が生きがいや自信を育む意味、社会にとっても、全ての人が幸せを手にする挑戦になることについて、考えてもらいます。

根拠・関連する活動歴

・ダウン症児の息子の父として、様々なところで、子どもの出生・受容・子育てについて、 発信を続ける。

・自らの子どもの出生と子育てを綴った道徳教材『七夕の短冊』で、管理職として赴任し た学校で授業を行う。また、「校長だより」を発行し啓発を図る。

・障がいのある生徒の就労と企業の社会貢献を考える人と仕事をつなぐ集い(2012)(大 阪府・大阪府教育委員会・大阪市・大阪市教育委員会)
・阪急阪神ホールディングス社長会及び阪急電鉄課長研修

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