LGBTQとは「Lesbian」(レズビアン、女性同性愛者)、「Gay」(ゲイ、男性同性愛者)、「Bisexual」(バイセクシュアル、両性愛者)、「Transgender」(トランスジェンダー、出生時に診断された性と自認する性の不一致)、「Queer/Questioning」(性的指向・性自認が定まらない人)の頭文字をとり、セクシュアル・マイノリティー(性的少数者)の方々を指した言葉です。
AB型と同じくらいの人口がいると言われていますが、職場で差別的扱いを受けたり、さまざまな不自由を感じ苦しんでいる方もいます。今、社会としてLGBTQの方々の権利を守ろうという動きが起きており、企業としての対策も求められています。もし組合員からカミングアウトを受けたとき、適切な対応は出来ますか? 労働組合として、ともに働く社員として何が出来るのか、LGBTQTの当事者から学んでみませんか?

■目次

大久保 暁  おおくぼあきら

LGBTQ 啓発活動講師
ALLY SCHOOL 啓発活動講師

LGBTQを知る
~身近にいるセクシュアルマイノリティ~

女性として生を受け、31歳の時に戸籍を男性に変更したトランスジェンダー当事者の大久保暁さん。戸籍が変わる前までは9年間教員として勤務し、さまざまな生きづらさを感じて生きてきたと言います。戸籍変更後は女性と結婚し、現在は、日本に8.9%(11人に1人)存在すると言われるLGBTQの啓発活動を行っています。本講演では、もしかしたら身近にいるかもしれない当事者が差別や偏見を受けることなく、心豊かに生きて生きるように、当事者の声を届け、みんなが認めあえる社会にするにはどんなことができるのかを一緒に考えていきます。

人権・平和

主催者様からの声

普段中々LGBTQについて意識する事が無かったメンバーにむけてのセミナーでしたので非常に有意義であったと思います。多様性への理解はこれからの世の中では必要になるものだと思います。そういった意味で今回の研修を開催できたことは意味があったと思います。

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勝山こうへい  かつやまこうへい

LGBT啓発活動講師
護身術講師
シンガーソングライター

LGBT研修(企業様向け)

9歳の頃、GAYと気づき誰にも言えず孤独を抱えたまま大きくなり、大学卒業後は警察官になった勝山こうへいさん。閉鎖的な社会で適応障害に陥り、あえなく退職。退職を機に周囲にカミングアウトし、現在は、10年以上寄り添った元消防士のパートナーと暮らしながら、性的マイノリティに対する啓蒙活動を行っています。本講演では、誰もがありのままの自分で仕事に取り組め、従業員ひとりひとりが持つ個性や能力を最大限に発揮できる職場に変えていくため、性的マイノリティに対する正しい知識をお伝えします。

人材・組織マネジメント
教育・青少年育成 防災・防犯

主催者様からの声

当事者による講演は、意外と身近な存在であるにも関わらず知らない事も数多くあり、今後ジェンダー平等を行動として取り組んでいきたい旨のコメントが多々ありました。

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杉山文野  すぎやまふみの

NPO法人東京レインボープライド 共同代表理事
日本オリンピック委員会(JOC)理事
株式会社ニューキャンバス代表取締役

LGBTQと企業
~職場でのダイバーシティを考える~

2015年、東京都渋谷区の同性パートナーシップ証明書発行を皮切りに各業界で様々な取り組みが進む一方で、まだまだLGBTQに対する理解が進まず、無理解な発言や対応が問題となり、炎上や訴訟になるケースが後を絶ちません。今後、更に多様化していくビジネスシーンにおいてLGBTQに関する正しい知識を身につけることは、ビジネスマナーとしての必須条件です。LGBTQ当事者である講師が、国内外の最新事例や自身の職場での経験を元に、今日からでも職場で始められる取り組み等、具体的なお話をします。

人権・平和
教育・青少年育成 その他ビジネストピック

主催者様からの声

杉山様の講演に当たり、色々お世話になり有難うございました。LGBTについて多角的にまたわかりやすくお話しいただきました。参加者の多くはLGBTという言葉すら聞いたことがない方でした。しかし、よく理解できたとか、今まで知らなくて、相手を傷つけたのではないかとか、大変いい勉強になったなど多くの反響がメールで送られてきました。私としても杉山様をお招きして大変良かったと思っています。

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虎井まさ衛  とらいまさえ

作家

トランスジェンダーについて
~LGBTのTの話~

LGBT(性的少数者)と一口に言われますが、一文字ずつ意味があり、LGBとTが違うテーマを抱えていることは、一部の人々にしか知られておりません。特にT(トランスジェンダー)の中だけですら多種多様で、ひとくくりにできるものではありません。本講演では、市民生活、学校、企業等において周囲や当事者が直面する問題が多大なそのトランスジェンダーについて、当事者であり、30年以上相談を受けてきた立場から、あらゆる場面に合わせて一緒に考えていきます。

人権・平和

主催者様からの声

気づきと人権意識の向上にとても為になるお話を頂きました。

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東 小雪  ひがしこゆき

LGBTアクティビスト、元 タカラジェンヌ、公認心理師

LGBTを理解する
~職場のダイバーシティを考える~

LGBTは13人に1人といわれ、テレビや新聞等のメディアでもLGBT関連のニュースが格段に増えています。2015年に東京都渋谷区では、同性カップルへの「パートナーシップ証明書」発行を盛り込んだ条例が成立し、同様の施策の検討が複数の地域で開始されています。企業として「LGBTのことを知らなかった」では、人材マネジメント上も、ビジネス上も影響が及ぶ時代になっています。元 タカラジェンヌでLGBTアクティビストの東小雪と一緒に、職場のダイバーシティ推進の一環として、LGBTへの理解を深めませんか?

男女共同参画人権・平和ワークライフバランス その他ビジネストピック

主催者様からの声

非常に好評でした。LGBTを知らなかった方も、言葉だけ知ってた人も、セミナーを受けてLGBTについて考えるきっかけとなったようです。

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ブルボンヌ  ぶるぼんぬ

女装パフォーマー
ライター

男らしさ、女らしさより「自分らしさ」が社会を変える
~LGBT・男性・女性とは~

「性差は人それぞれで微妙なグラデーションがあり、分類するのは難しい」。そう語るのは、女装パフォーマーのブルボンヌさん。自身を「生物・肉体的には男性的。装いは仕事では女性的。振る舞いは中間。戸籍は男性」と捉え、いつしか「決めつけなくてもいい」と思うようになったと言います。性に捉われずに、その人自身を認めることが大切だと語るブルボンヌさんの講演は、ダイバーシティの啓発だけでなく前向きに生きる力を与えてくれる内容となっています。

人権・平和

主催者様からの声

内容も分かりやすく、笑いも交えた講演で好評。お人柄も素晴らしかった!

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山口颯一  やまぐちしょういち

一般社団法人ELLY 代表理事
三重レインボープライド 共同代表
トンボ学生服アドバイザー

LGBTの働くを考える
~働きやすい職場とは~

20歳で性別を女性から男性に変更した山口颯一さん。現在は全国でLGBTQ講演を年間200回ほど行っていますが、その場だけで完結せずにこれからできることを考えてもらうような内容に心がけていると話します。本講演でも、当事者が抱える課題や悩みを聞くだけ、新しい知識が増えてよかったと自身の中で完結するのではなく、「企業として何ができるのか」を参加者が主体的に考えられるような構成となっています。ハード面ソフト面、その人の視点に立って考えることを共に目指し、提案していきます。

人権・平和

主催者様からの声

参加者の方へアンケートを取ったところ、分かりやすかったと、とても好評でした。また、事前アンケートで出た質問に対しても、とても丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。

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