森元美代治 もりもとみよじ
元 ハンセン病全国原告団協議会事務局次長
ハンセン病と診断され、療養所に隔離入園。慶應義塾大学卒業後、信用金庫に就職。4年後再発し退職、再入園。現在、らい予防法廃止を機に実名で出版、本格的にハンセン病の啓発活動の先陣を切る。ハンセン病裁判では東京原告団事務局長として闘った。ライフワークは国際活動。
森元美代治のプロフィール
■職歴・経歴
1938年 鹿児島県奄美大島、喜界島生まれ。
1952年 中学3年の時にハンセン病と診断され、国立奄美和光園に隔離入園。
1959年 大学進学のため東京都東村山市の多磨全生園(たまぜんしょうえん)に転園。
1962年 慶應義塾大学法学部法律学科に入学。病歴を隠したまま、66年同大学を卒業し、東調布信用金庫に入社。
1970年 ハンセン病の再発により、多磨全生園に再入園。
1974年 同園入園者のインドネシア人マカダダ・ミック( 日本名・美恵子)と結婚。一方、同園の自治会長、「ハンセン病全国原告団協議会」事務局次長などを歴任。
現在は、1996年のらい予防法廃止後も依然として残る差別や偏見と闘おうと、妻とともに実名を出しハンセン病患者の人権回復を訴える講演活動に取り組む。同年妻との半生が、藤田真一著『証言・日本人の過ち—ハンセン病を生きて』として出版された。また、ハンセン病克服の記録第二集「証言・自分が変わる 社会を変える」や「カミングアウト」などがある。
2001年 参院選に民主党比例区から出馬。
2002年6月 ニューヨークにてハンセン病国際婦人大会出席、同年8月ブラジル国際学会にてスピーチと国際的に活躍。
講演実績
弊社での実績
会合名 | 地域 | 主催窓口 |
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人権週間講演会
<受講者への貢献> 当事者の真の声を聴くことができ、各々が差別、人権問…. | 福岡県 | 官公庁 |
講演タイトル例
人権・平和
尊厳回復の願いとわたしの闘い
~ハンセン病を生きて~
自分自身が差別に対する恐怖心を乗り越え、そして家族や友人もそれを乗り越えた時、はじめて本当の意味での人間復帰、人権回復が実現するのです。 ハンセン病差別は国がつくったものです。しかし半面で、患者とその...
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