京谷和幸 きょうやかずゆき
元 車椅子バスケットボールプレーヤー
ジェフ市原(現・千葉)のMFとして活躍するも、交通事故で車椅子生活となる。リハビリで始めた車椅子バスケットボールに魅せられ、パラリンピック4大会連続出場。2012年引退。現在は「サッカー指導者」と「車椅子バスケットボール界の強化・普及」に力を注ぎ、講演・企業のアドバイザーなど幅広く活躍。
京谷和幸のプロフィール
■職歴・経歴
1971年北海道室蘭市生まれ。
小学校2年からサッカーを始め、地元の強豪室蘭大谷高校へ進学。ジェフ市原とプロ契約をするも、93年Jリーグ開幕半年後、結婚式の衣装合わせの日に交通事故で脊髄損傷、車椅子生活となる。
その後出会った車椅子バスケットボールで新たな夢を見出し、2000年のシドニーパラリンピックから日本代表入りを果たし、その後のアテネ・北京・ロンドンと4大会連続でパラリンピックへ出場。08年の北京大会では日本選手団主将を務めた。2012年ロンドンパラリンピック閉幕と同時に現役を引退。
現在は指導者としての道を歩み始め、2013年4月より城西国際大学サッカー部外部コーチとして指導する傍ら、東京2020オンピック・パラリンピックに向けて車椅子バスケットボールの普及と強化へ向けて活動するなど、健常者・障害者の枠にとらわれない行動力で現役引退後もスポーツの世界に貢献している。
講演会講師、千葉県教育委員会教育委員を務めるなど、活躍の場を広げている。
■主な競技歴
<サッカー>
1989年 日本ユース代表(高校2年)
1990年 バルセロナオリンピック代表候補選出 高校選手権優秀選手
1991年 ジェフユナイテッド市原入団(現ジェフユナイテッド市原・千葉)
<車椅子バスケットボール>
2000年 シドニーパラリンピック日本代表 9位
2002年 北九州ゴールドカップ(世界選手権)日本代表 8位
2004年 アテネパラリンピック日本代表 8位
2006年 アムステルダムゴールドカップ(世界選手権)日本代表 7位
2008年 北京パラリンピック日本代表 ※日本選手団主将
2010年 広州アジアパラリンピック日本代表 金メダル獲得
2011年 アジアオセアニア地区予選日本代表 準優勝(ロンドンパラリンピック出場権獲得)
2012年 ロンドンパラリンピック日本代表 9位
■著書
『車いすバスケで夢を駆けろ』(金の星社)
『車椅子バスケのJリーガー』(主婦の友社)
講演タイトル例
人権・平和
車椅子のJリーガー
~出会いに感謝! 出会いの素晴らしさ~
夢を持って、行動に移した瞬間に、夢は目標に変わります。 そして目標に向かって行く途中に、必ず出会いが訪れます。出会いは、目標に向かって行く自分を後押ししてくれたり、行き過ぎた自分に「待った!」をかけて...
プランへ移動モチベーション
車椅子のJリーガー
夢をかなえるために
夢は平等に誰でも持って良い、夢を持って行動すれば素晴らしい出会いがある。 出会いとは人だけでなく書籍やDVD、出来事や言葉など様々ある。 ・サッカーとの出会い、プロサッカー選手という大きな夢を叶えるも...
プランへ移動著書・著作紹介
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- 車いすバスケで夢を駆けろ―元Jリーガー京谷和幸の挑戦 (ノンフィクション 知られざる世界)|(2011-12-08)
- 車椅子バスケのJリーガー|(2010-03-27)
- 車椅子のJリーガー―いま僕はシドニー・パラリンピックの日本代表|(2000-09-01)