乙武洋匡 おとたけひろただ
作家
自身の経緯をユーモラスに綴った500万部を越す大ベストセラー『五体不満足』の著者。スポーツライターを経て、3年間、小学校教諭として勤務。一人の大人として、親として、未来の子ども達へ伝えたいことを自身の体験に基づいて語るトークは、多くの人に感動を与える。
乙武洋匡のプロフィール
■職歴・経歴
1976年生まれ。東京都出身。
大学在学中に出版した『五体不満足』がベストセラーに。
卒業後はスポーツライターとして活躍。その後、教育に強い関心を抱き、新宿区教育委員会非常勤職員「子どもの生き方パートナー」、杉並区立杉並第四小学校教諭を経て、2013年2月には東京都教育委員に就任。教員時代の経験をもとに書いた初の小説『だいじょうぶ3組』は映画化され、自身も出演。続編小説『ありがとう3組』も刊行された。おもな著書に『だから、僕は学校へ行く!』、『オトことば。』、『オトタケ先生の3つの授業』など。
2014年4月地域密着を目指すゴミ拾いNPO「グリーンバード新宿」を立ち上げる。
2015年4月政策研究大学院大学の修士課程にて公共政策を学ぶ。
2017年、世界37ヵ国を車いすでめぐる放浪の旅へ。著書『ただいま、日本』を出版。
2019年、パラスポーツの取材に力を入れる傍ら、自身も最新鋭の技術を搭載した義足を用いて歩行に挑戦する『OTOTAKE PROJECT』に取り組む。義足プロジェクトの全容を追った『四肢奮迅』を出版。
■著書
『だから、みんなちがっていい』(共著)(扶桑社 2021年)
『ヒゲとナプキン』(共著)(小学館 2020年)
『それでも、逃げない』(共著)(文藝春秋 2019年)
『四肢奮迅』(講談社 2019年)
『ただいま、日本』(扶桑社 2019年)
『車輪の上』(講談社 2018年)
『NPOの教科書』(共著)(日経BP 2015年)
『子どもたちの未来を考えてみた』(PHP研究所 2014年)
『社会不満足』(中央法規出版 2014年)
『自分を愛する力』(講談社 2013年)
他多数
著書・著作紹介
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- 五体不満足 完全版 (講談社文庫)|(2001-04-06)
- 自分を愛する力 (講談社現代新書)|(2013-03-14)
- ただいま、日本|(2019-07-26)
- 五体不満足|(1998-10-16)
- 車輪の上|(2018-10-11)
- 四肢奮迅|(2019-11-01)
- 社会不満足 ―乙武洋匡 対談|(2014-11-11)
- 挑戦する力 (読む講演会+PLUSシリーズ)|(2019-05-25)
- ヒゲとナプキン|(2020-10-28)
スタッフからのコメント
著著『五体不満足』(講談社)が500万部を超す大ベストセラーとなり、世の注目を集めた乙武洋匡さん。スポーツライター、小学校教諭と、常にチャレンジ精神旺盛に生き進む姿にいつも勇気と感動をもらいます。
子育中のエピソード、『五体不満足』を出版してメディアに出演するようになってからのご自身の葛藤、スポーツライター、教師に携わるようになるまで、ユーモアを挟みながら、一つ一つのエピソードについて丁寧にお話され、学校教育・子育て・人権・福祉・生き方など、現場目線でのメッセージを発信しています。
主な講演タイトルに「みんなちがって、みんないい」「チャレンジ精神を忘れずに」など。文化講演会、障がい福祉講演会、労働組合講演会、高等学校創立記念事業、市民文化大学開講記念講座、福祉ふれあいフェスティバルなど、幅広い市場で人気の講師です。
聴講された方からは「ご自身の経験をユーモラスに話していただき、気付きを得る点が多かった。お人柄が垣間見える講演だった。」「トークが上手で聴きやすくまた、分かりやすいお話し方をされる方ですので、お勧めできます。」「乙武さんというと「障がい者の方」というイメージがありましたが、ご本人を前に話を聞くと、福祉やバリアフリーがテーマではなく、人生における様々な困難にどう立ち向かって挑戦し続けるかということが話の骨子です。聞いていて大変勉強になり、これまでの自分を反省しました」「不幸なハプニングが起きると「自分にはどうにも出来ないこと」を言い訳にして逃げてしっていましたが、それではだめだと、とても勇気付けられる講演でした。」などの感想をいただいています。(企画室よりのコメント)